デニーズ、グランドメニューをリニューアル
株式会社セブン&アイ・フードシステムズが運営する「デニーズ」が、2024年9月26日(木)に、約1年半ぶりにグランドメニューのリニューアルを実施します。新しいメニューには国産の新鮮な野菜を使ったサラダや、具材感を高めたパスタが登場し、食材の品質にこだわったラインナップが期待されています。
メニューの刷新に込められた思い
デニーズは「お客様の近くで、ひと皿に生きる活力と楽しさ、そして心の豊かさを提供する」というパーパスを掲げています。今回のメニュー改定は、著名なシェフによる監修で、より質の高い商品を提供することを目指して行われました。変化する顧客のニーズやフィードバックを反映し、ついに新メニューを発表する運びとなったのです。
注目のメニュー
特にこだわり抜かれたのが、サラダとパスタのメニューです。今回使用されるサラダの野菜はすべて国産に変更され、より新鮮さが感じられるひと皿に仕上がります。また、パスタについては新たな食材が追加され、具材感がさらにアップ。バリエーション豊富な53品(新メニュー35品、リニューアル18品)がお披露目されます。
新メニューのひとつには、アボカドとなすのサラダ(550円)や、生ハムシーザーサラダ(550円)、イベリコベーコンの田舎風トマトソース(1,190円)などがあります。このように、多彩なメニューが揃い、選ぶ楽しさも増しています。
値上げと価格据え置きのバランス
メニューの改定と同時に、価格に関しても重要な点がいくつかあります。原材料価格やエネルギーコストの高騰を受けて、全体の約40%の商品に対して30〜70円の値上げを実施する運びとなりました。しかし、人気の「日替りプレート」などは価格を据え置く方針です。これにより、顧客にとってのアクセスの良さと質の向上を両立させる努力が必要とされています。
新しいメニューブックのデザイン
また、メニューリニューアルと同時に、メニューブックの表紙も一新されます。イラストレーターの江口寿史氏が手がけた新しいデザインは、視覚的な楽しさを加え、デニーズの新たなスタートを象徴するものとなっています。江口氏の独自のセンスが光るイラストは、食事をする楽しさを一層引き立てることでしょう。
まとめ
デニーズは今後も、顧客のニーズに応える形で、質の高い料理を提供していくとともに、ひと皿を通じて生活の活力を与えるレストランであり続けることを目指します。新たなメニューと共に、訪れる人々に笑顔を届けるデニーズにぜひ足を運んでみてください。