回向院仏像展
2025-01-27 12:24:58

回向院で開催される仏像展~ほとけ師 村上清の魅力に迫る~

《回向院仏像展 ~ほとけ師 村上清の世界~》



東京都墨田区に位置する回向院で、特別な仏像展が開催されます。展覧会の名は『回向院仏像展 ~ほとけ師 村上清の世界~』。ここでは、浄土宗の祖師である「御手植木造聖光上人坐像」をはじめ、村上清によって制作された数々の仏像が一堂に公開される貴重な機会です。展示される仏像たちには、訪れた人々が様々なご縁で持つ祈りが込められており、まさに村上清が「佛師」としての役割を果たした作品といえるでしょう。

展覧会の詳細



本展覧会は、令和7年2月21日(金)から24日(月・休)の4日間にわたって行われます。開館時間は毎日10時から17時まで。場所は回向院念仏堂で、入場は無料です。交通アクセスも良好で、JR総武線の両国駅からは徒歩3分、地下鉄大江戸線の両国駅からは徒歩10分です。

さらに、特別講演も毎日行われる予定で、参加は無料。各講演では、仏像彫刻の背後にある思いを直接聴くことができる貴重な機会です。講師陣には光照院の住職や村上清さん自身も名を連ねており、それぞれの専門的な視点から仏教や仏像に関する知識が深まります。

村上清の魅力



村上清は1971年に愛知県常滑市で生まれ、東京芸術大学で彫刻を学びました。彼は、古い仏像の制作技術を学びつつも現代的な感性を取り入れることで、独自の作品を作り上げてきました。彼の代表作には、世界遺産の平等院にある雲中供養菩薩像や、回向院のさまざまな仏像があります。現在は、宮城県の「いのり大佛」建立プロジェクトの監修も行っています。

回向院の歴史と重要性



回向院は、歴史的な経緯を持つ特別な場所でもあります。1657年、明暦大火により多数の犠牲者が出る中で、徳川四代将軍家綱公が無縁塚を建立し、遺体を弔うための念仏堂を設けました。以降、この場所は有縁・無縁を問わず、すべての命に仏の慈悲が捧げられる場所として知られ、多くの人々に敬愛されています。

更に、回向院は全国的に名高い寺社の秘仏が開帳される場所でもあり、また、相撲の定場所としても歴史があります。こうした多様な文化や歴史が息づく回向院での仏像展は、単なる展示を超え、訪問者に深い感動を与えることでしょう。

今後の動向や展示内容に興味を持たれた方は、特設ページ【https://ekoin.or.jp/butsuzoten/】をのぞいてみてください。仏像展を通じて、村上清が生み出した仏の世界をご体感ください。


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会社情報

会社名
回向院
住所
東京都墨田区両国2-8-10
電話番号
03-3634-7776

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