株式会社常磐植物化学研究所は、自社製品である黒ウコン抽出物「SIRTMAX」が、韓国食品医薬品安全処(MFDS)より「体脂肪の減少」を訴求する健康機能食品原料として認証を取得したことを発表しました。
同社は、韓国の商社と協力してMFDS認証取得に取り組み、この度「体脂肪の減少」の効能で認められました。近年、世界的に肥満人口が増加しており、学術誌「The Lancet」に掲載された研究によると、2023年には世界人口の8人に1人が肥満であることが明らかになりました。今回の認証取得により、「SIRTMAX」の韓国における販売量の増加と、肥満人口の減少への貢献が期待されます。
「SIRTMAX」は、2013年から製造されている黒ウコン抽出物で、優れたSIRT1活性化作用を持つことが特徴です。in vitro試験では、レスベラトロールの5倍以上のSIRT1活性化作用が確認されており、ヒト臨床試験では「SIRTMAX」の摂取によりSIRT1 mRNAの発現量増加が確認されています。
SIRT1は「長寿遺伝子」とも呼ばれ、細胞の寿命を長くするタンパク質の一種です。「SIRTMAX」は、SIRT1活性化作用に加えて、血糖改善作用や肌質改善など、様々な健康効果が期待できる製品として注目されています。
常磐植物化学研究所は、今後も国内外の健康増進に貢献するため、製品開発や市場開拓を積極的に行っていくとしています。
「SIRTMAX」について
基原植物:黒ウコン(Kaempferia parviflora、ショウガ科 バンウコン属)
原産国のタイでは、滋養強壮、体力回復等の長寿薬として知られている伝統生薬
* 臨床試験:①SIRT1活性化作用、②抗糖化作用、③血糖改善作用(血中AGEsの改善/空腹時血糖値の改善)、④肌質改善作用、⑤涙液量改善作用、⑥血管年齢改善作用、⑦体脂肪減少作用