令和の若者たちがパラオ島の戦跡を学ぶフィールドワーク
戦後80年プロジェクト「ペリリュー島戦跡フィールドワーク」の報告会
2025年9月27日、東京都港区にあるビジョンセンター品川にて、日本青年会議所(以下、日本JC)が主催する「パラオ共和国ペリリュー島戦跡フィールドワーク」の報告会が開催されます。このイベントは、戦後80年の節目において、日本の若者たちが過去の戦争の歴史を学び、平和な未来について考えるための重要な機会として位置付けられています。
報告会の概要
本報告会は15時から16時までを予定しており、早めに14時45分からの受付が行われます。また、参加者にはフィールドワークに参加した高校生や大学生22名がおり、一部はオンラインでの参加も可能です。報告内容は、フィールドワークの詳細な説明や、参加学生たちが得た学び、さらには平和に寄与するための今後の活動についての宣言などを内容としています。報告会は、動画や学生たちのプレゼンテーションを通じて行われ、参加者には現地で撮影された写真や動画が提供される予定です。
申込み方法
参加希望者は、指定のグーグルフォームから事前に申込を行う必要があります。申込期限は9月26日22:00であり、時間に余裕をもってお申込みください。
パラオ共和国ペリリュー島のフィールドワーク
日本JCでは、戦後80年を迎える今年、戦争の歴史を rethinking し、次世代に平和の意識を育んでいく事業を展開しています。2025年8月19日から22日にかけて実施されたフィールドワークでは、日本各地から集まった高校生や大学生がパラオ共和国のペリリュー島での現地学習に参加しました。この活動の目的は、戦争を知る機会を持っていない若者たちが、過去の歴史を学ぶことで、現在や未来の平和について真剣に考える契機とすることです。
ペリリュー島の歴史と現状
ペリリュー島は、80年前の第二次世界大戦において激しい戦闘が行われた重要な地域であり、今も多くの戦跡が残っています。近年では、米軍による台湾有事に備えた整備開発が進行しており、過去と現在が交錯する場所のため、このフィールドワークは特に意義深いものとなりました。
さらに、このプロジェクトには漫画『戦争めし』の作者である魚乃目三太先生も同行し、学生たちにとって貴重な学びの時間を提供しました。そして、パラオの副大統領への表敬訪問も行われ、日帆を超えた国際交流が実現しました。
メディア掲載と報告会の意義
このフィールドワークは多くのメディアでも取り上げられています。毎日新聞東北版や埼玉新聞、さらには秋田放送からも特集放送が行われるなど、その注目度は高まっています。報告会は、日本の若者たちが戦争の教訓を学び、未来の平和にどう貢献できるかを考える重要な場といえるでしょう。
私たちの世代が持つ責任は、過去の歴史をしっかりと学び、次の世代に平和の意識を継承していくことです。今回のフィールドワークを通じて、若者たちがいかに変わったのか、報告会での彼らの発表に乞うご期待です。
会社情報
- 会社名
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公益社団法人日本青年会議所
- 住所
- 千代⽥区麹町2丁⽬12-1VORT半蔵⾨7F
- 電話番号
-
03-3234-5601