持続可能な建設をテーマにしたシンポジウムの開催
2025年の大阪・関西万博を見据え、持続可能な建設についての国際的な議論が進んでいます。国土交通省 国土技術政策総合研究所は、4月23日(水曜日)に大阪の梅田サウスホールでシンポジウム『Strategies for a climate-neutral building stock(気候中立な建築ストック戦略)』を開催します。このシンポジウムは、建設業界における専門家、研究者、政府関係者がネットワークを築くことを目的としており、同時にオンライン配信も行われるハイブリッド形式での実施が特徴です。
シンポジウムの概要
開催日時は、4月23日の9時30分から18時まで。会場は梅田サウスホール(大阪市北区梅田1丁目13番1号 大阪梅田ツインタワーズ・サウス 11F)で行われます。事前登録制ではあるものの、参加費は無料で、座席は自由に選択可能です。また、18時から20時にかけてはネットワークイベントが用意されており、こちらも現地参加者のみの特典として用意されています。
プログラム内容
シンポジウムは以下のスケジュールで進行します。
- - 9:30:挨拶(アーヘン工科大学、ドイツ総領事、大阪大学)
- - 9:50:導入(BBSR、国総研、建研の幹部)
- - 10:30:基調講演(ミュンヘン工科大学、慶應義塾大学)
- - 11:30:パネルディスカッション
- - 12:15 – 13:15:昼食休憩
- - 13:15 – 14:45:セッション1『資源活用に向けた取組み』
- - 14:45 – 16:15:セッション2『建物のLCA手法の比較』
- - 16:15 – 17:30:セッション3『建物のLCAの事例紹介』
- - 17:30 – 18:00:閉会
- - 18:00 – 20:00:ネットワーキングイベント
参加方法
参加を希望される方は、事前にウェブサイトで申し込みをする必要があります。QRコードも用意されていますので、スマートフォンを使って簡単に登録ができます。URLは
こちらです。
共同開催の意義
今シンポジウムは、アーヘン工科大学、大阪大学、ドイツ連邦建築・都市・空間計画研究所(BBSR)、国土技術政策総合研究所、そして国立研究開発法人建築研究所が共同開催し、国際会議“Building within Planetary Boundaries”の初日イベントとして位置付けられています。このイベントを通じて、将来の持続可能な建設に向けた新しい知識や技術が生まれることが期待されています。
最後に
持続可能な建設は、現在の環境問題に対する重要な解決策の一つです。このシンポジウムは、その進展に向けた貴重な機会を提供します。ぜひ参加を検討してみてください。