ソニー銀行と白百合女子大学が協力した金融教育プログラムの全貌
ソニー銀行株式会社(代表取締役社長:南 啓二)は、白百合女子大学(学長:猪狩 友一)との産学連携による金融教育プログラムを実施したことを発表しました。このプログラムは、昨年度に続き、2023年度においても行われ、学生たちに金融リテラシーを高める実践的なカリキュラムを提供しました。
産学連携による新たな学びの場
2023年、ソニー銀行は白百合女子大学と産学連携協定を締結し、リーダーシップ入門科目をはじめとするプロジェクトベースドラーニング(PBL)に協力しました。学生たちはこのプログラムを通じて、金融の基礎や資産運用の選択肢について深く学ぶことができました。これにより、彼女たちが将来的に社会で活躍するための力を育むことを目指しています。
実践的な授業内容
2024年度の授業では、30名の学生が「ライフプランの考え方」や「お金の管理」などをテーマにした授業内容を受けました。特に注目すべきは、ソニー銀行が提供した「20代前半のターゲットを設定し、資産運用を始める」ための具体的な課題です。これは、学生たちが実際の生活に役立つスキルを習得するための有意義な挑戦と言えます。
学生たちはまた、ソニー銀行の「Sony Bank WALLET」をメインカードとして活用することを念頭に置いたInstagram投稿作品も作成しました。このような創造的な取り組みを通じて、実際に自分たちのアイデアを社会に発信する経験も得ることができました。
最優秀グループ発表会
1月14日には、最終発表会が実施され、ここでは学生たちが自らの成果をプレゼンテーションしました。この場にはソニーフィナンシャルグループの執行役員である尾河眞樹氏も参加し、優れたプロジェクトを評価し最優秀グループを選定しました。最優秀グループに選ばれた2組には、ソニー銀行本社にて南代表取締役社長の前でのプレゼンテーションの機会が与えられ、さらに彼らのInstagram投稿案も公式アカウントで紹介されました。
学生の成長とリーダーシップ
リーダーシップ入門を担当されている上野准教授も、本プログラムについて次のようにコメントしています。「本授業では、学生が自主的に考え、チーム内でリーダーシップを発揮することで成長を実感することができる良い機会となっています。」こうした経験は、今後社会で役立つ貴重な財産となるでしょう。
ソニー銀行の社会的貢献
ソニー銀行では、次世代の学生たちへの金融教育を通じて、心豊かに暮らせる社会の実現を目指しています。また、銀行事業を通じた価値創出や、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献することを重視しています。
このように、ソニー銀行と白百合女子大学による金融教育プログラムは、参加した学生たちに大きな影響を与えるとともに、社会全体にも良い影響をもたらす取り組みとして注目されています。