HEROs AWARD 2023
2023-10-25 13:00:02
『HEROs AWARD 2023』社会貢献活動に挑むアスリートたちが集結
『HEROs AWARD 2023』開催!
アスリートたちの力が、社会を変える。社会貢献活動に積極的に取り組む選手たちが認められる『HEROs AWARD 2023』の受賞者が発表されました。この受賞式は、スポーツマンシップを生かして社会課題を解決することを目的に、2017年から続いているHEROsプロジェクトの一環です。これまでに、有森裕子氏や、本田圭佑氏など、さまざまな著名アスリートが受賞してきました。
今年の受賞者について
第7回目となる今回の『HEROs AWARD』では、特に印象的な取り組みを行っている5人のアスリートや団体が表彰されました。受賞者には、プロスノーボード選手の荒井daze善正選手や、プロ野球選手の和田毅選手、さらに元競泳日本代表の伊藤華英氏が名を連ねています。
受賞プロジェクトの詳細
1. 荒井daze善正選手『SNOWBANK PAY IT FORWARD』
- 社会課題: 骨髄ドナー登録者や献血協力者の不足
- 目標: 骨髄ドナー登録や献血への関心を高め、病気の治療を迅速にできる社会を実現すること。
- 活動内容: 楽しいイベントを通じて、正しい知識を広める取り組み。2023年には『東京雪祭SNOWBANK PAY IT FORWARD』を開催し、累計で1万人以上のドナー登録を実現。
2. 和田毅選手『僕のルール』
- 社会課題: 発展途上国での感染症による子どもたちの命の危機
- 目標: 投球数に応じたワクチン寄付を通じて、子どもたちを感染症から守ること。
- 成果: 2022年には39,650本のワクチンを寄付し、支援の総計は70万本を超える。
3. 伊藤華英氏『1252プロジェクト』
- 社会課題: 女子学生アスリートの生理に関する知識不足
- 目標: 生理に伴う体の変化についての情報を広め、女性アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を作ること。
- 成果: 約3年間で50校以上で授業を実施し、多くの女子アスリートの理解を得るに至った。
4. 北海道日本ハムファイターズ『SC(Sports Community)活動』
- 社会課題: 健康増進や地域課題解決
- 目標: スポーツを通じて地域社会の健康を促進すること。
- 成果: 累計で約1億9千万円の支援を行い、地域との繋がりを強めることに成功。
5. アディダス ジャパン『MOVE FOR THE PLANET』
- 社会課題: 環境問題への関心
- 目標: スポーツを通じてサステナビリティへの関心を高める。
- 成果: 参加登録者数は約5万人に達し、約2.3億円の寄付が行われた。
受賞式の開催
授賞式は12月に予定されており、受賞者たちが集い、社会貢献活動を継続的に広めるための情報交換が行われます。この場での交流を通じて、多くのアスリートや関係者が新たな活動のアイデアを得ることでしょう。
スポーツは競技場の中だけでなく、その外でも社会に貢献できる力を持っています。今回の受賞者の取り組みにはそうした姿勢が色濃く表れており、私たちも微力ながらその輪に加わることができればと思います。社会の課題解決に向けた力強い一歩が、ここから始まります。私たちもこれらの活動に注目していきましょう。
会社情報
- 会社名
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公益社団法人日本財団 経営企画広報部 HEROsチーム
- 住所
- 東京都港区赤坂1-2-2
- 電話番号
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