家事シェアの真実
2018-04-02 12:00:05
家事シェアの現在と未来、見えない家事の真実を探る!
家事シェアの現状と見えない課題
近年、女性の社会進出が注目され、2016年4月に施行された「女性活躍推進法」から2年が経過しました。総務省の統計によると、女性の就業率は上昇傾向にありますが、一方で、家庭を持つ女性にとってはやるべき家事との両立が難しい状況が続いています。特に、家庭の中心的な役割を担う女性の1日の家事に費やす時間は平均150分。そのうち実に約43%が「考える家事」にあてられていることが最近の調査で明らかとなりました。
目に見えない「考える家事」
家庭内で行われる「考える家事」とは、献立や掃除の手順、支出や貯金に関することなど、実際に体を動かしていないけれども頭の中で考える家事を指します。これらは目に見えないため、パートナーにその負担が十分に理解されていないことが多いのが現状です。特に興味深いのは、調査を通じて家事に関する夫婦の認識のズレが明らかになった点です。実際、多くの女性がパートナーが「考える家事」の存在を認識していないと感じているのです。
家事に関する認識のズレ
具体的な調査結果では、家庭を持つ女性の約44%が、「配偶者は『考える家事』を認識していない」と答えています。一方、男性の83%は自分の配偶者がそのような家事を行っていることを知っていると回答しています。この認識のズレが、家事シェアの妨げになる可能性があります。さらに、31%の女性がパートナーの家事協力に満足していないことも分かり、家事を分担するためのコミュニケーションや意識共有が求められています。
家事シェアを進めるためのアイデア
「考える家事」が効率的に家事シェアに組み込まれるためには、まずは家庭内での役割分担の明確化が不可欠です。例えば、家族全員で「今週の献立はどうする?」といった場面を共に考えるような家族会議を設けることで、お互いの負担を理解し合うきっかけになるでしょう。また、アプリ「タベリー」などを活用し、簡単に献立を提案してもらうことで、少しでも負担を軽くする手助けとなるかもしれません。
「タベリー」が目指す未来
このような背景を受け、株式会社10Xが提供する献立アプリ「タベリー」は、家事の効率化と負担軽減を目指しています。ユーザーが主菜、副菜、汁物を簡単に選べる仕組みを通じて、料理にかかる時間を短縮することができ、少しでも「考える家事」を減らす手助けをすることが狙いです。また、タベリーが目指すのは男性の家庭進出の促進です。なぜなら、男性が家事に積極的に関與することで、女性が社会でさらに活躍できる環境が整うからです。
まとめ
家事シェアを進めるには、「考える家事」の重要性を認識し、お互いの意見を尊重しあいながらのコミュニケーションが不可欠です。タベリーを活用して、ちょっとした工夫を加えながら、家庭内における家事の負担を軽減していきましょう。この先、家事のシェアが更に進んでいくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社10X
- 住所
- 東京都中央区東日本橋1丁目4番6号東日本橋一丁目ビル 5F
- 電話番号
-
050-1780-3030