新世代滅菌コンテナー
2020-09-24 10:00:04
滅菌業務の効率向上を目指す新世代コンテナーAICON®の登場
滅菌業務の新たな扉を開くAICON®の登場
医療現場において瞬時に求められる滅菌業務。その重要性は今に始まったことではなく、1970年代から続いています。今回、ビー・ブラウンエースクラップ株式会社が新たに提供する『AICON®(アイコン)』は、この滅菌業務をさらに効率化する画期的なコンテナーです。
滅菌コンテナーの進化
AICON®は、日本の医療現場向けに開発された最新の滅菌コンテナーであり、製品化の開発は村中医療器株式会社が手掛けています。これまで手術器械をセットし、滅菌して無菌状態を保つために利用されてきた滅菌コンテナーは、技術の進歩とともに進化を続けてきました。AICON®はその流れを受け継ぎ、滅菌業務全体のプロセス改善を目指しています。
新しい特徴と技術
新製品であるAICON®には、いくつかの革新的な特徴があります。まず、新プレートを採用した表示方式により、コンテナーの回転効率が向上しました。これにより、手術準備や滅菌処理がスムーズに行われます。また、新デザインのクロージャーシステムは、無菌操作をより安全に行うための仕組みです。これらの新技術が、滅菌業務の効率化を実現しています。
さらに、乾燥促進システム(EDS:Enhanced Drying System)の搭載もポイントです。滅菌時の乾燥効率が向上することで、乾燥にかかる時間が短縮され、業務の負担を軽減します。これにより、滅菌業務全体のコスト削減にも寄与することが期待されています。
目指すは病院の信頼のパートナー
ビー・ブラウンエースクラップ株式会社は、医療従事者との対話を重視し、信頼されるパートナーとしてソリューションを提供しています。特に、滅菌業務の効率改善を望む病院や乾燥不良の問題を抱える医療機関に向けた販売活動を積極的に展開し、初年度は約1億円の売上を見込んでいます。
会社概要と今後の展望
ビー・ブラウンエースクラップ株式会社は、ドイツ本社のビー・ブラウングループの日本法人で、外科手術器械や整形外科治療材など多岐にわたる製品を扱っています。栃木市にある自社工場では、特殊麻酔針の製造も行い、国内外のニーズに応えています。今後も医療従事者との密接な関係を保ちつつ、新たな技術を取り入れ、患者の生活の質(QOL)向上に貢献することを目指しています。
AICON®がもたらす新しいサービスの形は、医療現場の効率化だけでなく、ひいては患者の健康に直結する重要な要素となります。ビー・ブラウンエースクラップの取り組みから目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
ビー・ブラウンエースクラップ株式会社
- 住所
- 東京都文京区本郷2-38-16
- 電話番号
-
03-3814-2525