KPMGコンサルティング、チャイボラを支援し子どもたちの未来を切り開く

KPMGコンサルティング、チャイボラの情報制度整備を支援

KPMGコンサルティング株式会社が、NPO法人チャイボラと連携し、社会的養護施設における職員の確保と定着を支援するための情報取扱いルールや体制を整備しました。これは、KPMGコンサルティングが行うプロボノ活動の一環であり、児童養護施設などへの職員確保とその後の定着に向けた重要なサポートです。

チャイボラの活動と背景

2018年に設立されたNPO法人チャイボラは、“子どもたち一人ひとりが大切に育てられる世の中”を目指し、職員の確保と定着に向けたさまざまな活動を行っています。具体的な取り組みには、求人情報や施設見学、説明会の情報を集約するウェブサイトの運営が含まれています。さらに、職員向けの相談窓口やオンライン研修も提供しており、職員定着を図るための多面的なサポートを行っています。

KPMGコンサルティングは、チャイボラが職員不足に悩む社会的養護施設の支援に力を入れていることを重視し、施設への就職希望者や関連企業、支援者に関連する情報の取扱いを適切に行うためのガイドライン作りを支援しています。

KPMGの社会的責任

KPMGは、「Our Impact Plan」において『10 by 30』というビジョンを掲げており、2030年までに不利な状況にある若者たちに対して教育や雇用、起業支援を通じて経済的な力を育てる取り組みを行うとしています。この計画は、チャイボラの活動と共鳴し、社会的養護施設における子ども支援の向上につながることが期待されています。

今後の展望

KPMGコンサルティングは、社会貢献活動をさらに進めるため、今後もさまざまなプログラムを企画・実施していく意向を示しています。このような取り組みにより、プロボノ活動を通じて従業員のシチズンシップ活動も促進し、社会における持続可能な発展に寄与することを目指しています。

チャイボラの具体的な取り組み

チャイボラは、約450の施設をサポートし、大学や専門学校への出張授業などを行っています。また、近年ではオンライン上での見学会や、メタバースを活用した交流イベントを実施し、より多くの人々に社会的養護の重要性を伝える活動を展開しています。これにより、多くの志のある人々が児童養護施設で働くことに関心を持つ機会を提供し、職員不足の解消に寄与しています。