新しい未来を描く教育モデル「Future Quest Book」
未来教育株式会社が開発した「Future Quest Book beyond 2030」は、2025年に大阪で開催する「SDGs QUEST みらい甲子園 Future Session2025」に合わせて、高校生が持続可能な未来を考察できる探究教材です。この教材は、SDGs(持続可能な開発目標)アジェンダの2030年以降を見据えた内容となっており、生徒は自分自身の意思で未来を描くことが求められます。
教材の特徴と目的
「Future Quest Book」は、SDGsが掲げる5つのPである「People」「Planet」「Prosperity」のうち、特に「People」「Planet」「Prosperity」に焦点を当てています。生徒たちは、未来社会のさまざまな課題に基づいて疑問を持ち、自ら探究テーマを見出していくことができます。このプロセスを通じて、高校生は未来シナリオを描き、その実現に向けた行動力を養うことが期待されています。
オンライン授業で全国的な共有
来る2025年の「SDGs QUEST みらい甲子園 Future Session2025」では、全国23校、約1000名の高校生がオンラインで参加し、気候変動、テクノロジー、人口変動、地域課題など、未来の社会で不可欠な変革力や共創力を学びます。授業は対話やワークショップを中心に展開され、参加者同士が互いに意見を交わしながら学びを深めていきます。
企業との連携による新たな学び
特に注目すべきは、23校中10校において株式会社オリエントコーポレーションの社員がファシリテーターとして授業をサポートする点です。この取り組みは、地域に根ざした「企業と教育」の連携モデルとして、新たな学びの場を提供します。このように、企業が教育現場に関わることで、生徒たちはより現実に即した学びを経験することができるでしょう。
デジタル版と普及の試み
「Future Quest Book」では、ライブ授業に参加できない学校のためにデジタル版も提供されており、全国どこでも取り扱うことが可能です。指導案が付属しているため、教育機関はスムーズに教材を導入できると同時に、地域の教育環境を整えることが期待されます。現在、「Future Quest Book beyond 2030」の教材導入を希望する高校は、30校限定で募集中です。
未来を共創する場へ
私たちが直面している問題は過去の延長線上にあるものではなく、未来に向けて新たな解決策が求められています。高校生が自らの手で未来を切り開く手助けとなるこの教材「Future Quest Book」は、自分たちの未来を考え、共創する力を育む大いなる力となるでしょう。教育関係者や委員会の皆様のご参画をお待ちしております。
【お問い合わせ先】
SDGs QUEST みらい甲子園事務局(未来教育株式会社内)
公式サイト:
https://sdgs.ac
メール:
[email protected]