株式会社TMCとの提携で実現するAI活用のダイレクトメール戦略

業務提携の新たな展開

株式会社ディーエムエスは、株式会社TMCとの業務提携を発表しました。この提携により、AIを活用してダイレクトメール（DM）のクリエイティブ制作を強化し、反応率を向上させることを目指します。両社のユニークなサービスを掛け合わせることで、顧客に新たな価値を提供することが期待されています。

業務提携の背景

ディーエムエスは、設立から60年以上の歴史を持ち、ダイレクトメールを中心としたサービスで成功を収めてきました。物流やセールスプロモーション、イベントの領域でも活躍し、盤石な顧客基盤を築いています。デジタル企業とのアライアンスも推進し、リアルなサービスとデジタルなサービスを融合させることで、企業の課題解決に貢献しています。

一方のTMCは、23年間にわたり「売れる仕掛けを知る企業」として、多彩なプロモーション活動を手がけてきました。ECや会員ビジネスに特化したパーソナル分析ソリューション「SP-Brain」は、20年の研究成果を基にした人の性格データを使用して、最も効果的なクリエイティブを提供します。

「SP-Brain」とは？

「SP-Brain」では、人間の性格を「理性」「比較」「感性」の3つのタイプに分類し、それぞれに応じたデザインやコピーライティングを導き出すことが可能です。このサービスがダイレクトメールに利用されることで、従来よりも高い反応率が見込まれています。実際、ある大手カード会社の事例では、「SP-Brain」を活用したDMが6.4%の流入率を記録しました。

業務提携の詳細

この提携は、以下のような具体的な内容に基づいて進められます。

- ダイレクトメールの高付加価値化：TMCが提供する「SP-Brain」を活用し、顧客の性格属性に基づいた最適なデザインとキャッチコピーを加えることで、DMの反応率を高めます。
- サービスのDX推進：DMに関連する情報処理や発送、アフターフォローを支援するトータルサポートに加え、AIを利用したクリエイティブ制作のノウハウを加え、サービスの効率化を目指します。
- セールスプロモーションのトータルサポート：会員データベースとダイレクトメールを基軸に、TMCのノウハウを生かしたコンサルティングを行い、効果的な販売促進を実施します。