短編映画『ジブンゴト』が描く介護の未来とは？公開情報続々！

短編映画『ジブンゴト』が描く日本の介護の未来

2025年1月13日、短編映画『ジブンゴト』がYouTubeで公開されます。この作品は、介護をテーマにした物語を通じて未来の社会での重要なテーマを取り上げています。

あらすじについて

物語の主人公は、豊中市に住む大学生の凛です。彼女は、母と祖母、そして東京で単身赴任中の父と共に生活を送っています。充実した大学生活や、趣味のバンド活動を通じて友人と楽しい時間を過ごしています。しかし、ある晩、凛が見た夢は、彼女の平穏な日常を揺るがすものでした。夢の中で、彼女の父が認知症になっていたのです。

その後、凛は父の介護に追われることになります。日々の生活の中で感じる恐怖や、心の中での葛藤は、彼女が大切にしていたアイデンティティを脅かすものでした。彼女は、ただ自分の好きなことを楽しむだけでなく、大切な人をサポートしながら、同時に自分自身の人生を守るという過酷な現実に直面します。

凛が抱える問題は、未来の日本社会における介護の現実そのものでした。彼女は、介護の難しさや重要性を一人でも多くの人に伝えたいという思いから、行動を起こす決意をします。

公開情報の詳細

『ジブンゴト』の公開日は2025年1月13日（月）13時です。映像はYouTubeで公開され、誰でも士気の向上や介護への理解を深める貴重な機会を得ることができます。キャストには、凛役の辻陽菜乃さんをはじめ、田中均さん（父役）、小泉まこさん（母役）、真心さん（友人役）など、実力派の俳優たちが揃っています。

この映画は、株式会社No.Kの運営するSNS型求人サイト「コモエス」と豊中市介護保険事業者連絡会の共同制作によるもので、日本全国の介護人材不足にアプローチすることを目的としています。2035年には、69万人もの介護職員が不足すると予測されている今、介護の現実を多くの人に知ってもらうことが急務です。

コモエスとは？

SNS型求人サイト「コモエス」は、大阪府を中心に介護職の人材不足解消を目指して設立されました。動画を通じて職員の日常を知ることができ、求職者とのマッチングが高いと評判です。このサイトの特徴としては、視覚的な情報提供を行うことで、職場の雰囲気や仕事内容がリアルに伝わることが挙げられます。

映画『ジブンゴト』は、介護に対する意識を高め、“ジブンゴト”として捉えてもらえるきっかけとなることを期待しています。介護の問題は他人事ではなく、私たち一人一人に関係する大切なテーマです。ぜひ、映画を通じて一緒に考えてみませんか。