台湾で日本の住まいを紹介する国際建築文化イベントが開催

日本の家屋が台湾で注目を集める

オハナホームが2025年に開催予定の「打開台北（OPEN HOUSE TAIPEI）」に出展することが決まりました。このイベントは、世界中で様々な都市が参加する国際的な建築文化イベント「OPEN HOUSE WORLDWIDE」の一環として行われ、普段公開されない建築物や都市空間を一般に開放することが特徴です。

建築文化の交流を目指す

「打開台北」は、建築家や学生、地域住民が集まり、未来の都市像を共に描くための重要なプラットフォームです。今回のテーマは「FUTURE HERITAGE（伝承・創生）」であり、過去の文化を尊重しつつ、新たな形で未来に引き継ぐことを目指しています。

オハナホームは、台湾を代表する建築家のジョニー・チウ氏の建築事務所を会場に、独自の展示を行います。チウ氏は日本の古民家のリノベーションで名を馳せ、多くの賞を受賞している才能あふれる建築家です。彼が手がけたオフィスには、台湾設計研究院（TDRI）や投資家、メディアが訪れる予定で、注目度は非常に高いです。

新たな日本の暮らし方を提案

また、北海道・登別駅のリニューアルを手がけた若手建築家の蘆田暢人氏も本イベントに参加します。彼は伝統を生かした建築の再生をテーマに活動しており、地域文化の継承にも力を入れています。日本各地の美しい風景や住まいを踏まえた新しい暮らし方を、台湾の人々に伝えたいという思いが込められています。

オハナホームの出展は、ただの物件紹介に留まらず、日本の文化や生活スタイルを台湾に届ける架け橋となることを目指しています。日本の古民家や空き家を通じて、日本の風景や住まいの知恵、美しい暮らしのスタイルを提案します。

トークセッションで深まる理解

イベント期間中には、ジョニー・チウ氏と蘆田暢人氏によるトークセッションも予定されています。このセッションでは、日本の古民家再生や地域建築文化に焦点を当て、両国の視点で「風景を受け継ぎ、未来を創る」建築の可能性について議論します。

このようにオハナホームは「想いをつなぎ、笑顔をつくる」という理念のもと、空き家を通じて地域と人々を結びつけ、日本の文化と暮らしの未来を見据えた取り組みを行っています。このイベントは、台湾における日本の建築文化の理解を深める絶好の機会となるでしょう。