神戸市でクリエイターとの協業を促進するトークイベント「CROSS Vol.3」が開催！

神戸で開催される「CROSS Vol.3」は企業・クリエイターの新たな挑戦

2020年1月21日、神戸市で「CROSS Vol.3」が開催される。このイベントは、神戸に根ざすクリエイターや企業が結集し、地域課題の解決を目指すトークイベント・ワークショップだ。主催する神戸市は、クリエイティビティを発揮できる環境作りを進めており、デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)で行われる。

イベント内容：実践的な知識と協業の場

イベントは三部構成となっており、まず第1部では面白法人カヤックの代表、柳澤大輔氏と株式会社クリエイターズマッチの呉京樹氏が、それぞれの視点から地域活性化やクリエイティブな取り組みについて講演を行う。定員は150名とされ、参加費は無料。柳澤氏は、鎌倉市における地域改革の成功例を紹介し、地域が持つ無限の可能性を語る。

続く第2部では、「カミコン-ver.0-」と題したワークショップが実施される。こちらは地域課題や企業課題をテーマにし、60名の定員で参加者全員がアイデアを出し合い、実体験を通じて課題解決に取り組む。このように参加型のアプローチが取り入れられていることが、CROSSの最大の特徴だ。

そして最終部の交流会では、参加者同士のネットワーキングの場が設けられ、協業の可能性を探る貴重な機会となるだろう。軽食やドリンクが提供され、3,000円の参加費が必要だが、経済を動かすための新たなつながりが生まれることは必至だ。

カマコンの進化：神戸版の可能性

本イベントでは、神戸版カマコンも進行中だ。カマコンは、地域を愛する人々が集まり、その地に愛を持って支援し合うことで生まれる新たな活動である。地域の課題を議題に定例会が開かれ、アイデアを出し合うことで、実際の地域活性化につなげようとしている。

このように、CROSS Vol.3では新たなアイデアの創出や地域活性化の実践的な方法が模索される。

神戸市の取り組みと未来

神戸市は、こうしたイベントを通じて創造性あふれる街づくりを推進している。市が目指すのは、クリエイティブに溢れた環境である。地域のクリエイターたちが新たなアイデアやコンテンツを生み出すことで、街全体が活気づくことを期待している。また、企業とクリエイターの強力なネットワークを構築することも目指している。