金沢大学と株式会社農口尚彦研究所のコラボレーションが生み出したオリジナル日本酒「志」が、2023年6月11日(水)に発売されます。この日本酒は、学生と共に開発されており、同研究所が誇る杜氏・農口尚彦氏の技術と精神を受け継ぐものとして注目されています。
農口尚彦研究所は、酒づくりの神様と称される農口尚彦氏の技術を次世代へと引き継ぐことを目的に、平成29年11月に設立されました。金沢大学も、教育を重視する研究機関として社会貢献に寄与することを掲げており、令和6年1月から同研究所と協働し、オリジナル日本酒の開発に参加しています。このプロジェクトには学生メンバーが中心となって取り組んでおり、大学の教育と実社会との接点を生かした貴重な経験となっています。
新たに生まれた日本酒「志」は、令和7年1月末に初しぼりを迎えることになります。この商品は、農口尚彦研究所にとっても初めて醸造する種類のお酒であり、一層期待が高まっています。日本酒の醸造には、地域の特産品である有機米五百万石(石川県小松市産)を使用し、山廃純米吟醸の無濾過生原酒が楽しめるようになっています。
価格は720mlが5,500円(税込)で、300mlは2,750円(税込)で販売されます。購入は金沢大学生活協同組合(石川県金沢市角間町)で、予約が推奨されています。事前に電話またはメールで問い合わせをし、在庫を確認してから訪れることをお勧めします。この日本酒の販売は、金沢大学生協の組合員(学生、教職員)とそのご家族に限定されているため、その点もご留意ください。
また、20歳以上でなければ日本酒は販売されないため、年齢確認を必ず行っているとのことです。明るい未来を描く金沢大学の学生たちが手掛けた「志」を一度試してみてはいかがでしょうか。新たな日本酒の製品化は、金沢の文化と教育における新しい試みとして、地域の人々にも喜ばれることでしょう。
詳細については、金沢大学生協のWebサイト(https://www.kindai-coop.jp)でも確認ができるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。