メタジェンセラピューティクス、アジア最大のウェルビーイング祭典で栄冠を獲得
メタジェンセラピューティクス株式会社は、2023年11月27日(木)に開催されたアジア最大級のウェルビーイングに関するイベント「WE AT CHALLENGE 2025」において、『WE AT AWARD』を受賞したことをお知らせします。この大会は、一般社団法人WE ATとシンガポールのTEMASEK Foundationが共同で開催しており、ウェルビーイングに貢献する事業を広く評価するものです。
メタジェンセラピューティクスは、“社会的ウェルビーイング”の向上を目的とした「Track3:Social Well-being」で本アワードの栄冠に輝きました。受賞に際して、同社のCOOである田村洋人は喜びのコメントを寄せています。
メタジェンセラピューティクスの取り組み
田村氏は、「ウェルビーイングをテーマとした本アワードを受賞できたことを大変嬉しく思います。近年の研究では、腸内環境の乱れが多くの疾患と関連していることが示されています」と語り、腸内の健康が全体の健康に与える影響の大きさを強調しました。メタジェンセラピューティクスは、腸内細菌を用いた新しい治療法として『腸内細菌医薬品』の開発を進めており、その成果を日本及び世界の患者に届けることを目指しています。
同社は特に、健康な腸内環境を持つドナーから便を集める『献便』活動にも焦点を当てています。この活動は、単なる医療の提供に留まらず、社会貢献の新しい形をも示しています。田村氏は、「献便は健康の贈り物を通じた新しいコミュニティの形成につながります」とし、意義深いプロジェクトにするためのビジョンを語りました。
献便の重要性
献便の促進には、健康な腸内環境を持つドナーの増加が不可欠です。このアワード受賞を契機に、同社の献便活動が広がり、より多くの人々に健康な腸内環境づくりにご協力してもらえる企業との連携が実現することを期待しています。
メタジェンセラピューティクスは、今後も多くの方々と企業が参加できる「ヘルスシェア・コミュニティ」を育て、地域社会を超えたパートナーシップの構築を進めていく考えです。最終的には、社会全体が健康を支え合う未来を実現するためのスキームづくりに取り組んでいきます。
会社概要
メタジェンセラピューティクス株式会社は、腸内細菌研究を基にした医療事業を展開しており、腸内細菌叢バンクを活用した腸内細菌叢移植(FMT)や創薬事業を進めています。代表的な事業は、免疫疾患、がん、中枢神経系疾患に対する新たな治療法の開発です。
会社情報
- - 会社名:メタジェンセラピューティクス株式会社(略称:MGTx)
- - 本社所在地:山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
- - 東京事務所:東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル6F Inspired Lab
- - 代表者:代表取締役社長CEO 中原拓
- - 設立日:2020年1月17日
- - 事業内容:マイクロバイオームサイエンスを活用した創薬・医療事業
- - URL:www.metagentx.com
メタジェンセラピューティクスの未来への取り組みが、より多くの人々の健康に寄与することを期待しています。