北海道苫小牧で大盛況の「TOMAKOMAI MIRAI FEST 2024」が開催されました！

北海道苫小牧での盛大な音楽祭「TOMAKOMAI MIRAI FEST 2024」

2024年9月7日と8日の2日間、海や山、湖といった自然に囲まれた美しい苫小牧で、複合型エンターテイメントイベント「TOMAKOMAI MIRAI FEST 2024」が開催されました。今年で3年目を迎えるこのイベントには、道内外からのべ23,000人が足を運び、その賑わいを見せました。

開放感あふれるキラキラ公園が舞台

今年の会場も、苫小牧港にあるキラキラ公園です。この場所は、開放的なロケーションが魅力で、多彩なコンテンツが集結しました。音楽フェスやアートの展示、地元の美味しい食べ物のブース、さらには未来のテクノロジーを体験できるエリアも登場し、幅広い層の来場者が楽しめる内容となっていました。また、苫小牧港には5年ぶりに豪華客船「飛鳥Ⅱ」も寄港しており、港全体がにぎわいを見せていました。

コンテンツの充実と拡大

今年のフェスは、昨年からさらに規模が拡大され、有料エリアと無料エリアを設け、苫小牧市の公式キャラクターや名産品にちなんだステージが計4つ設置されました。特に目を引いたのは、ライトアップされたアートインスタレーションや、苫小牧の名物であるカレーラーメンやホッキカレーが楽しめるフードエリアです。来場者は年に一度の特別な“お祭り”を存分に楽しみました。

環境への配慮も特筆すべきポイント

このイベントでは、メインステージや一部エリアの電源が、水素をエネルギー源とするFCV（燃料電池自動車）や発電機から供給されており、環境保全への取り組みが随所に見られました。さらに、苫小牧市が推進するGX（グリーントランスフォーメーション）や水素活用をテーマにした「GXパーク」も設置され、多種多様な体験が用意されました。来場者は、水素を利用した料理の提供やアシスト自転車の試乗体験、さらに水素RCカーの操縦体験など、多彩なアクティビティを楽しむことができました。

ダンスフェスや音楽ライブで盛り上がる会場

無料エリアの一部では、「MIRAIダンスFEST」が開催され、子供から大人までのダンサーが集結し、個々の個性を発揮しながら熱いダンスパフォーマンスを繰り広げました。また、有料エリアのメインステージでは、アニソン界の重鎮や地元アーティストたちによるライブパフォーマンスに多くの観客が詰めかけ、さらに有名なお笑い芸人たちによる楽しいトークショーも行われ、会場は終始熱気に包まれていました。

未来へ向けた発表

イベントの最後には、2025年に次回の「TOMAKOMAI MIRAI FEST 2025」が開催されることも発表され、参加者はその未来に期待を寄せました。苫小牧におけるこのエンターテイメントイベントは、3年間にわたり地域に活気をもたらし続けており、今後の成長にも注目が集まっています。観客たちは、この特別な体験を終えたばかりの頭を冷やしながら、故郷を愛する気持ちを新たにしていました。