電動工具業界で名を馳せる「HiKOKI」(ハイコーキ)の4つの製品が、2025年度のグッドデザイン賞を受賞したことが発表されました。受賞した機種は、コードレスマルチツールのCV 36DMA、コードレス丸のこC 1205DA、コードレス集じん丸のこC 1205DYA、コードレスチップソーカッタCD 1205DAです。これらの受賞は、工機ホールディングスジャパン株式会社が、日本の電動工具市場において追求してきたデザイン思想と技術力の成果を証明しています。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年に設立された日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度で、製品やサービス、建築物に対して高い評価を与える意味でも重要な役割を果たしています。毎年、国内外の多くの企業が参加し、優れたデザインの商品を選び出します。ハイコーキは、過去にも園芸用品など幅広い分野で受賞実績があり、今回の受賞は35回目にあたります。
受賞製品の詳細
受賞した製品の一つ、コードレスマルチツールCV 36DMAは、36Vのブラシレスモーターを搭載しており、切断スピードが従来機種より30%向上しています。また、軽量化と細径ハンドル設計で、握りやすさにも重視されています。さらに、低振動設計により快適な作業が可能で、1回の充電で約370カットを実現するなど、効率性も兼ね備えています。
次に、コードレス丸のこC 1205DAは、10.8Vのリチウムイオン電池を使用し、わずか2.2kgのコンパクト設計で扱いやすいです。加えて、安定した切断スピードを実現し、プロ現場でも使える高性能を誇ります。キックバック軽減システムやLEDライトも搭載され、安全性や視認性も確保されています。
コードレス集じん丸のこC 1205DYAも同様に小型ならではの使い勝手を持ち、切断時に発生する粉じんを約80〜90%回収できる優れた集じん機構が特徴です。作業環境を綺麗に保つ工夫がなされています。さらに、コードレスチップソーカッタCD 1205DAは、鉄工やステンレスに適した仕様で、性能や安全性が高く、軽量性もあいまって、スムーズな作業を可能とします。
今後の展望
工機ホールディングスジャパンは、今後もお客様視点に立った製品開発を続け、デザイン力と技術力を磨いていく所存です。顧客からの評価を受けながら、より多くの革新を目指し続けるでしょう。
会社について
工機ホールディングスジャパン株式会社は、電動および空気工具を生産、販売している企業で、日本国内だけでなく、海外にも展開しています。長い歴史と高い技術力で支えられた製品は、世界126ヵ国で利用されるなど、多くの支持を集めています。