化粧品を新たな彩りへと変身させる「OurCycle」
豊島株式会社は、名古屋市中区に本社を置く企業であり、「OurCycle」という名称のもと、資源の循環を促進するプロジェクトを展開しています。これによって、捨てられてしまうものが新たな価値を持つ製品へと生まれ変わります。特に注目すべきは、役目を終えた化粧品を再利用するプロジェクト「Cy:Make」です。このプロジェクトにより、無駄にされることの多い化粧品が新たな製品として活用される取り組みが進められています。
Cy:Makeプロジェクトの背景と意義
化粧品業界においては、研究や開発の段階で品質を維持できないために市場に出せなくなる製品が存在します。こうした化粧品は、つい廃棄物として扱われることが多いのが現状です。日常生活においても、使い切れずに余ってしまった化粧品が無駄になっています。このような課題を解決するために、「Cy:Make」は立ち上げられました。
豊島株式会社は、独自のインク化技術を持つ株式会社モーンガータと連携し、「Cy:Make」プロジェクトを本格的に展開します。役目を終えた化粧品は「彩り」として再生され、新たな製品へと進化します。そのプロセスは、化粧品バルクを粉砕し、使用期限を過ぎた顔料を調色してインクに仕上げるというものです。この新しいインクは、繊細なラメ感やニュアンスカラーを保ちながら生地や雑貨に生まれ変わります。
2026年のエシカーニバルでの具体的な取り組み
2026年の1月2日から2月4日までの間、ルミネでは「ルミネ・ニュウマン エシカーニバル」が開催されます。このイベントでは、「Cy:Make」に基づく商品が展開されます。具体的には、「ルミ姉ガチャ」のキーホルダーや、「ルミ姉コースター」が制作されます。これらの商品には、ルミネとモーンガータが協作し回収した不要な化粧品から作られたインクが使用されます。
OurCycle全体のビジョン
「OurCycle」は、豊島が設定したさまざまなプロジェクトの総称であり、未活用の資源を有効活用するための仕組みを築くことを目指しています。これには、食材を染料として活用する「FOOD TEXTILE」や、廃棄されたペットボトルをリサイクルした製品を生み出す「UpDRIFT®」、繊維製品を再循環させる「WAMEGURI」も含まれます。
豊島のプロジェクトは、単なるリサイクルに留まらず、新たな価値や商品に変換することを重視しており、持続可能なライフスタイルを実現するための新たな提案でもあります。
これらの取り組みを通じて、「OurCycle」は企業や消費者が協力して持続可能な未来を築く一助となることを目指しています。私たち一人一人が日常の中で選ぶ意識の重要性がますます高まる中、豊島株式会社はその方向に向かって進んでいます。