津久井道のマンホール
2023-07-06 11:00:03
津久井道の歴史をつなぐデザインマンホール設置に向けての支援を呼びかけ
川崎市が新設する「デザインマンホール」が津久井道の歴史を蘇らせようと動き出しています。昭和63年より続く登戸土地区画整理事業に合わせて、地域の魅力を象徴する新たなプロジェクトが始まります。このプロジェクトの目的は、津久井道を再評価し、その歴史的背景を市民や訪問者に伝えることです。
津久井道は江戸時代、津久井地方と江戸を結ぶ重要な流通路として、多くの商人や職人が行き交った道です。特に登戸周辺は宿場町であり、活気あふれる場所でしたが、時代の流れと共にその歴史的な情景が薄れてきています。そこで、マンホール設置を通じて、地域の文化と歴史を再認識し、愛着を育むことが求められています。
このマンホール設置に向けた具体的な取り組みとして、まず「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」を実施しています。これは、ふるさと納税を通じて寄附金を集め、その資金をプロジェクトに充てる仕組みです。これにより、マンホールの作成に必要な資金を集め、市外からの寄附者に対しては返礼品を提供することが可能です。返礼品には、高級日本料理やいちご狩り、特製ケーキなどが用意されています。具体的には、寄付金額に応じて、豪華な会席コースや、川崎産完熟苺の食べ放題、人気のレモンケーキが得られます。
プロジェクトは2023年7月3日から9月30日までの期間で行われ、目標金額は500万円です。この金額が達成されると、募集期間中でも寄附受付が終了します。この取組に関して、より多くの人々の参加を促進し、津久井道の魅力を広めたいと考えています。さらに、デザインマンホールのデザインを公募し、地域住民による投票を経て、最終的なデザインが決定されます。募集は7月3日から7月31日まで行われ、選定されたデザインは2024年3月に設置される予定です。
津久井道のデザインマンホールは、川崎市の市制100周年を迎える2024年において、地域の歴史を次の世代に継承するシンボルとなるでしょう。また、このプロジェクトは「全国都市緑化かわさきフェア」にも関連し、環境や住民の暮らしを考える機会ともなります。川崎市が催すこのフェアでは、地域住民が参加し、持続可能な未来を共に考える場が提供され、多くの人々に感謝の気持ちを示し、地域のつながりを深めることが期待されています。
私たちもこのプロジェクトに参加し、地域の歴史を未来に繋げる一翼を担いましょう。マンホール設置に向けた支援やデザイン案の応募は、川崎市の公式ウェブサイトから可能です。未来への架け橋としてのデザインマンホールに、ぜひ多くの方々の参加をお待ちしています。
会社情報
- 会社名
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川崎市
- 住所
- 神奈川県川崎市川崎区宮本町1番地
- 電話番号
-
044-200-2297