手塚治虫の新たな魅力を発見!
文芸とカルチャーを広く取り扱う『立東舎』から、手塚治虫の新作が2025年11月14日に発売されることが決定しました。この作品は「ミッシング・ピーシズ」シリーズの最新作、『手塚治虫 ミッシング・ピーシズ』です。手塚治虫の優れた作品を新しい視点で再評価するこのシリーズはすでに多くの読者から支持を受けており、非常に楽しみなリリースとなっています。
新作の主な内容について
『手塚治虫 ミッシング・ピーシズ』は、これまでに発表された「ブラック・ジャック」や「火の鳥」といった著名な作品の未発表資料や原稿を収めた一冊です。本書には、初めて単行本に収録される『マンションOBA』の鮮やかなカラー原稿が含まれています。また、改変が多かった作品『耳鴉』や『でんでこでん』では、単行本版と初出版を併載する形で手塚の編集術に迫っています。この新作は、手塚治虫の思考過程や創作の背景を豊かに描写し、読者に新たな知見を提供します。
新発見や未使用原稿の数々
さらに、今回の出版では新たに発見されたネームや未使用原稿も多数収載されており、手塚治虫が描いた多様な作品群の中から、これまで欠けていたピースが埋まることでしょう。手塚の初期作品から「火の鳥(太陽編)」に至るまで、彼の長いキャリアを通じて生まれた数々の作品が集まることで、新たな手塚治虫像が浮かび上がります。この知的な冒険は、漫画ファンはもちろん、手塚治虫を愛するすべての読者にとって貴重な体験となるでしょう。
書誌情報のご紹介
書名:
手塚治虫 ミッシング・ピーシズ
著者:
手塚治虫
定価:
7,700円(税込)
発売日:
2025年11月14日
発行:
立東舎 / 発売リットーミュージック
本書の内容は「ライオンブックス」シリーズからの『マンションOBA』に始まり、未発表の作品ネームや原稿が織り交ぜられています。例えば、手塚治虫自身が用意したキャラクタースケッチも収められており、視覚的にも楽しめる貴重な一冊です。
手塚治虫の魅力を再発見する場
今回の『ミッシング・ピーシズ』は手塚治虫の作品の深層に迫り、彼がどのように世界を描いたのか、その独自の視点を理解するための素晴らしい手掛かりとなるでしょう。作品を通じて、手塚治虫が残した数々のメッセージや感動をもう一度味わってみてはいかがでしょうか。
立東舎の出版活動
立東舎は除了手塚治虫の作品を復刻するだけでなく、最新のポップカルチャーにも目を光らせており、様々なジャンルの著作物を発表しています。今後の展開にも期待が寄せられています。この機会に、ぜひ彼の独創的な作品を手に取ってみてください。