山一ハガネが革新！樹脂3Dプリンタ製サインを紹介する展示会

山一ハガネの革新技術が切り開く新たな可能性

愛知県名古屋市に本社を構える株式会社山一ハガネは、2025年10月22日から東京ビッグサイトで開催される「サイン＆ディスプレイショー2025」において、革新的な樹脂3Dプリンタ製の立体サインとオブジェを出展します。今回の展示では、老舗企業であるヨシダ宣伝株式会社の協力を得て、デザイン性と安全性を両立させた新たな価値を提案します。

樹脂3Dプリンタ製サインが求められる理由

最近の自然災害の多発や都市環境の変化に伴い、サイン業界ではデザイン性と安全性の両方が重要視されています。たとえば、従来のアクリル素材は「重い」「割れやすい」「破損時に危険」といった課題があり、木製や金属製のオブジェも取り扱いに不安がある材料です。サインやオブジェが設置される場所は人の動線近くや高所である場合が多いため、これらの課題を解決する軽量かつ安全な素材が求められています。

このため、山一ハガネは、樹脂3Dプリンタによる新しい選択肢を提示します。これは、痛みや破損を気にせず設置ができるだけでなく、従来の素材に比べて軽量化、施工性の向上にも寄与します。

革新をもたらす樹脂3Dプリンタ製立体サイン

1. 軽量化による安全性向上

樹脂3Dプリンタを利用することで、アクリル樹脂の1/2以下の重さを実現可能です。これにより、設置作業が容易になり、安全性を高めることができます。例えば、商業施設やイベント会場において、軽量であることは大きなメリットです。

2. デザインの自由度

これまで職人にしか実現できなかった曲線や複雑な形状を、3Dプリンタによって自在に造形可能です。多種多様なデザインを安定した品質で提供でき、商業施設の案内やイベント用オブジェなど、多用途で使用、提案ができます。

3. 技術のデジタル化

熟練職人の握力に依存することなく、データに基づいて設計することで、再現性を向上させます。これにより製品の質を安定させ、技術の継承も支援します。次世代に向けた持続可能なモノづくりが実現します。

山一ハガネの持続可能なモノづくり

私たち山一ハガネは、職人に依存する従来の製作方法と重さの課題に苛まれたサイン業界に新たな風を吹き込むべく、樹脂3Dプリンタという技術を導入しました。これは「軽く、自由に造形し、同品質で量産可能」とする新時代の選択肢と言えます。

お客様から得たニーズ、「もっと安全で、自由なデザインを実現したい」という願いに向き合い、デジタル化した製作プロセスにより、持続可能なものづくりを進めます。