馬との触れ合いがチームワークを深める！ペルノ・リカール・ジャパン株式会社がホースミラーリングセッション研修を実施

「馬の社会的価値を高める」をビジョンに掲げる一般社団法人Horse Valueは、ペルノ・リカール・ジャパン株式会社のチーム研修として、6月14日にホースミラーリングセッションを実施しました。

ペルノ・リカール・ジャパン株式会社は、フランスの酒類メーカー、ペルノ・リカール社の日本法人です。様々な酒類の輸入販売を行う同社は、今回の研修に、多様な職種・国籍の従業員を参加させ、チームワーク向上を目指しました。

研修では、南相馬市のHorse Value 厩舎で、馬と触れ合いながら、参加者それぞれが自身の強みや特徴を理解し、チーム内での相互理解を深めることを目的としました。プログラムの一部は英語で行われ、国際的なチームで構成される同社の従業員全員が参加しやすい内容でした。

馬との触れ合いがもたらすチームワークの向上

コロナ禍の影響で、組織内コミュニケーションのあり方は大きく変化しました。リモートワークの導入や、業務以外の交流機会の減少により、チームワークや一体感の低下が懸念されています。

このような状況下で、Horse Valueは、馬との触れ合いを通じて、個々の従業員の潜在能力を引き出し、チームワークを向上させる研修プログラムを提供しています。

ホースミラーリングセッションでは、馬の行動や反応から、参加者の内面的な特徴を読み解きます。参加者は、自身の強みや弱みを理解し、チーム内での役割を明確にすることができます。さらに、馬との関わりを通して、共通の体験を共有することで、チームの結束力を高める効果も期待できます。

今回の研修では、一頭の馬をチーム全体で導くワークを行いました。個別に馬と接する時とは異なり、チームメンバー全員が協力し、目標達成のために役割分担をする必要がありました。参加者たちは、馬の反応を見ながら、互いに声を掛け合い、工夫を重ねていました。

参加者からの喜びの声

研修後、参加者からは多くの喜びの声が聞かれました。「短い時間でしたが、馬から自分自身について多くのことを知ることができました。他のメンバーが馬と接している様子を見ることで、普段から接している中で感じていたことを言語化できたように感じます。」「チームとして貴重な体験ができました。馬との関わりは、感覚を研ぎ澄ます必要があり、とても面白かったです。様々な業務に活かせる学びがあると感じました。」

Horse Value とは

Horse Valueは、「馬の社会的価値を高める」をビジョンに掲げ、馬の新しい活用方法を確立する事業を展開しています。主な事業は、ホースミラーリングセッション研修、南相馬市の街並みや海を馬に乗って楽しむ観光事業、短期集中のレッスンで馬に乗って海岸を走ることができる新しい形の乗馬事業の3つです。

代表理事の神瑛一郎氏と理事の高田崚史氏は、共に障害飛越競技の日本一経験者であり、欧州での活動経験も豊富です。彼らの経験を生かし、日本の馬関連業界に新しい風を吹き込み、馬の魅力を世界に発信しています。

Horse Valueは、今後も、馬との触れ合いを通して、人々の心を豊かにし、社会に貢献していきます。