新しい腸内環境研究
2025-11-18 15:53:28

赤ちゃんのお腹の健康を支える新たな研究成果が発表されました

赤ちゃんのお腹の健康を支える新たな研究成果



2025年10月、東京の京王プラザホテルで開催される第66回日本母性衛生学会学術集会において、株式会社ナチュラルサイエンスは、乳児の腸内環境に関する重要な研究成果を発表しました。この研究は、滋賀県を拠点とする尾張こどもの睡眠・呼吸・アレルギークリニックおよび一宮西病院と共同で行われています。

研究の背景



赤ちゃんの腸内細菌(腸内フローラ)は、免疫機能を形成する重要な要素であり、その健康状態が将来的なアレルギーや病気に影響を与えることが知られています。しかし、離乳食が始まると腸内細菌は大きく変化し、それに伴い赤ちゃんに対する栄養指導やスキンケアの方法について、具体的な情報が乏しいのが現状でした。そこで、授乳方法が腸内細菌や健康成分に与える影響を明らかにするために、研究チームはプロジェクトをスタートしました。

研究の概要



本プロジェクト(通称:すくいく138スタディ)は、離乳食を始める前の健康な赤ちゃんを対象に、授乳方法(母乳または母乳とミルクの混合)による腸内細菌の状態や、腸内で生成される短鎖脂肪酸(おなかの健康に貢献する成分)の量を比較しました。特に、腸内細菌の多様性や有益な成分の生成にどのように影響を及ぼすかが注目されました。

主な研究結果



授乳方法による腸内細菌の分析結果は興味深いものでした。完全母乳で育てられた赤ちゃんと、母乳とミルクを併用した赤ちゃんでは、お腹に存在するビフィズス菌の割合に大きな違いは見られませんでした。しかし、母乳とミルクを併用した赤ちゃんは、その腸内細菌の種類がより豊かで、多様性が高いことが判明しました。また、免疫のバランスを整える働きがあるとされるプロピオン酸や酪酸などの成分も多く検出されました。

向けた取り組み



ナチュラルサイエンスは、こうした研究結果をもとに赤ちゃんの健康を支えるための製品開発を進めています。特に、ママ&キッズブランドにおける低刺激スキンケア製品は、産科医や小児科医と連携し、赤ちゃんの肌と腸の健康を同時にサポートするように設計されています。また、腸内環境へのアプローチとして、赤ちゃんから使用できる腸に優しい食品も提供しています。

未来への期待



今後、この研究を通じて、赤ちゃんがより健やかに成長できるよう「おなかの環境づくり」をサポートするための具体的な栄養指導や製品化が期待されています。赤ちゃんの腸内環境を健やかに保つことが、アレルギーやその他の病気予防に役立つことが期待されます。今後の研究から目が離せません。

会社情報



株式会社ナチュラルサイエンスは、東京都江東区に本社を置く低刺激スキンケアや健康食品の専門メーカーです。30年以上にわたり赤ちゃんの敏感な肌の研究を続けており、医療現場との連携を深めることで、高品質な製品作りに力を入れています。さまざまな専門家の協力を得て、赤ちゃんから敏感肌の大人まで幅広く利用できる商品を提供しているのが特徴です。

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会社情報

会社名
株式会社ナチュラルサイエンス
住所
東京都中央区新川1丁目22-11
電話番号
03-5665-2311

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