株式会社Mentor ForがTOASUに全株式を譲渡
株式会社Mentor For(以下Mentor For)は、2023年に株式会社TOASU(以下TOASU)に全株式を譲渡し、グループ会社として参画することとなった。この発表は、両社が女性活躍推進と多様性・包摂性(DE&I)に向けた新たな施策を強化するための一環である。
参画の背景
近年、企業におけるDE&I推進は、特に女性の活躍に関する課題が深刻化している。2026年4月から施行される改正女性活躍推進法により、企業の対応が急務とされているが、未だに多くの企業では女性管理職の育成が進まないという問題が指摘されている。Mentor Forはこれまで、メンターを通じた個人の支援を行ってきたが、急速に変化する市場ニーズに応えるためには、基盤を強化する必要があると判断し、TOASUとのパートナーシップを選択した。
TOASUの強みと役割
TOASUは学研グループの一員として、教育業界を牽引してきた企業である。1995年の創業以来、企業向け人材育成事業を展開し、数多くの大手企業から信頼を得てきた。新入社員から経営層までのプロフェッショナル向け研修やリスキリング、DXなど幅広いソリューションを提供していることが強みだ。
Mentor ForとTOASUの組み合わせにより、両社の専門知識が相乗効果を生むことで、より実効的な人材育成を提供することができると期待されている。特に、女性のリーダーシップ育成に向けた施策の展開に力を入れる方針だ。
今後の施策
両社は今後、従来から提供している全てのサービスに加え、TOASUの顧客ネットワークや育成ノウハウを活かし、企業ニーズに応じたサービスを拡充する計画である。特に、人的資本経営の向上やデータに基づいた戦略の実現を目指し、企業の多様な人材課題を解決するパートナーとして貢献することが期待されている。
また、学研グループが持つ出版コンテンツやキャリアアップを促す個人向けサービスの展開を通じて、社会全体のD&I推進にも寄与していく。
関係者の声
Mentor Forの代表取締役CEO、池原真佐子氏は「女性リーダー育成には、役割モデルとの対話が重要です。この連携によって、私たちが持つメンター制度の強みとTOASUの豊富な知見が融合し、より新しい価値を創出していきたい」と述べている。
一方、TOASUの代表取締役社長、宮田晃氏も「このたびの参画で、メンターによる支援が更に強化され、企業の多様性を促進する一助になることを期待しています」とコメントした。両社の協力によって、日本の企業が抱える人材育成の課題解決に向け、さらなる飛躍が期待される。
今後、Mentor ForとTOASUの新しい取り組みに注目が集まる。