大阪府とNTT西日本が目指すスマートシティ
近年、日本各地で進むスマートシティの構築。この度、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、大阪府及びNTTビジネスソリューションズ株式会社(NTTBS)との連携に基づき、スマートシティ実現に向けたパートナーを募集することを発表しました。これは、2024年10月から導入予定のデータ連携基盤サービスを活用する大きなチャンスです。
スマートシティとは?
スマートシティは、IoTやビッグデータなどの先進技術を活用し、都市の運営を効率化し、住民の生活の質を向上させる都市モデルを指します。事業者や自治体が保有するデータを連携させ、地域課題を解決することが求められています。NTT西日本は、2022年より、オープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」において事業共創プログラム『Business Match-up! For Next Value』を実施し、その中でスタートアップや企業と協力してきました。
募集の背景と目的
大阪府との協定書に基づき、今回の取り組みは地域の生活向上に即したサービスを開発することが目的です。具体的には、育児・子育て、高齢者見守り、地方交通といった3つのテーマに焦点を当てた事業内容を検討しています。子育て世代や高齢者を支える新しいサービスの創出が期待されています。
1. 育児・子育て
子育て支援を行う自治体や企業をターゲットにし、安心して妊娠・出産できる環境の整備や、育児に関する負担軽減を目指します。
2. 高齢者見守り
一人暮らしの高齢者を支援し、地域や家族との繋がりを強化するためのサービスが必要です。これにより、高齢者が安心して自分らしい生活を続けられる社会を目指します。
3. 地方交通
地方における移動の不便さを解消するため、交通サービスの向上を目指した新たなアプローチが求められています。
参加方法とスケジュール
プログラムへの参加は、2024年10月7日から始まり、11月6日までの期間内に応募が必要です。書類選考を経て、選ばれた企業によるピッチが行われ、最終的にパートナーとして採択されます。
スケジュール概要
- - 2024年10月7日:説明会実施・ピッチ登壇企業募集開始
- - 2024年10月31日:応募受付締め切り
- - 2024年11月6日:書類選考開始
- - 2024年12月18日:ピッチ大会
参加するメリット
募集されるサービス連携パートナーにとって、NTT西日本グループが展開する資源やデータを活用することで、事業の拡大が期待できます。また、研修や開発支援の機会が提供され、さらなる成長を促進します。
NTT西日本と共に、地域課題解決のための新しいサービス創出に挑戦してみませんか?本プログラムへの関心や参加意向のある方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。