新日本製薬、アビスパ福岡冠試合での乳がん啓発イベント
新日本製薬株式会社(福岡市、後藤孝洋社長)は、10月の「ピンクリボン運動月間」にあたる10月26日(日)に、アビスパ福岡の冠試合「新日本製薬 DAY MATCH」を通じて乳がん啓発イベントを実施しました。このイベントは、乳がんの正しい知識と早期受診の重要性を広めることを目的としており、認定NPO法人ハッピーマンマの協力を得て行われました。
当日は10,000名以上の来場者がスタジアムに集結し、乳がん啓発ファンフィンガーを掲げることで、皆でこのメッセージを発信しました。この試みは、乳がんに対する理解を深め、早期発見の大切さを伝えるための大きな一歩となりました。
乳がん検診の重要性
新日本製薬では、女性社員の約8割が在籍しており、彼女たちの健康をサポートする取り組みを行っています。年齢に関わらず、全社員に乳がん検診(エコー検査またはマンモグラフィー)を会社負担で受診する機会が提供されています。このような体制により、社員自身とその家族、さらにパートナー企業に対する乳がん啓発活動が継続的に進められています。
ピンクリボン運動月間の施策
乳がん啓発活動は、10月1日(水)から31日(金)まで行われ、以下のような施策が実施されました。
- - 本社オフィスをピンクにライトアップ
- - 乳がん検診啓発パネルの展示
- - ピンクリボン特別募金を実施し、認定NPO法人ハッピーマンマへ全額寄付
- - 「19日 ピンクの日」に合わせてピンクカジュアルデーやピンクランチデーを開催
- - 社員はピンクリボンバッジを着用
これらの取り組みを通じて、新日本製薬は、社員が健康かつ笑顔にあふれた毎日を送れる環境づくりに努めています。
ハッピーマンマについて
認定NPO法人ハッピーマンマは、2003年7月に発足した団体で、乳がんの早期発見に向けた啓発活動と、乳がん患者とその家族へのサポートを目的としています。医療従事者が中心となり、地域での活動を幅広く展開しています。
その後、2005年にはNPO法人として認可され、2015年には福岡市からも認定を受けるに至ります。ハッピーマンマの活動は今後も続き、地域の乳がんに対する意識向上に寄与することでしょう。
まとめ
新日本製薬が行った乳がん啓発イベントは、多くの人々の賛同を得て大成功を収めました。今後もこのような取り組みを通じ、乳がんに関する正しい知識を広げ、地域社会全体でサポートしていくことが期待されています。アビスパ福岡との連携を通じて、地域の健康意識の向上を促進する姿勢は、企業の社会的責任として重要な役割を果たすことでしょう。