AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」とOktaの連携
2024年、株式会社LegalOn Technologies(東京都渋谷区)は、企業法務を革新するAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」がOktaの「Okta Integration Network」(OIN)に登録されたと発表しました。この連携により、Oktaを利用する組織や企業のIT管理者は、より効率的にシングルサインオン(SSO)の設定を行えるようになります。
法務業務の新しい形
「LegalOn Cloud」は従来のリーガルテックとは一線を画した、企業法務に特化した次世代のAIプラットフォームです。契約書の管理から法令調査まで、一つのプラットフォーム上で自在に管理体制を構築できるのが特徴です。具体的には、マターマネジメントやコントラクトマネジメント、契約審査の体制をお客様のニーズに応じてカスタマイズすることが可能です。
利用者が同プラットフォームを活用することで、自然とナレッジが蓄積され、AIが自動的に情報を整理してくれます。必要な情報を必要な時にレコメンドしてくれる、全く新しい形のナレッジマネジメントが実現します。これにより、企業は法務業務における生産性を大幅に向上させることができます。
Oktaとの連携がもたらすメリット
Oktaは、アイデンティティ管理サービスにおいてリーディングカンパニーであり、企業のセキュリティを守るための強力なツールです。今回の「LegalOn Cloud」のOINへの登録により、IT管理者は新しいアプリケーションをSSOに素早く追加できるため、業務効率が劇的に向上します。特に、アプリケーションの導入数が増加している現代において、管理者は利用者の安全を確保するための作業を急速に進める必要があります。
これに伴い、LegalOn Technologiesが提供するAI契約書レビューサービス「LegalForce」も、既にOINに登録されており、同社の2つのアプリケーションが連携されたことで、利用者は更に利便性を享受できるようになります。
LegalOn Technologiesの背景
株式会社LegalOn Technologiesは2017年に設立され、「法とテクノロジーの力で、安心して前進できる社会を創る」という理念の下、企業法務の質の向上と効率化を目指しています。最新のテクノロジーと法務知見を融合し、様々な法務業務をサポートするソフトウェアを開発しています。特に注目すべきは、AI契約レビューサービス「LegalForce」とAI契約書管理システム「LegalForceキャビネ」であり、これらのサービスを通じて、6,000社以上の企業に導入されています(2024年8月末現在)。
Tokyoに本社を構え、グローバルな展開も進めている企業として、OKTAとの連携は、今後の法務業務に新しい風をもたらすことでしょう。法やテクノロジーが企業法務に及ぼす影響を重視し、引き続き革新を追求していく姿勢が伺えます。
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