冬季キャンプの新たな相棒、「COZZY」の登場
キャンプシーズンが待ち遠しいこの時期、日本の薪ストーブブランド「FIREGRAPHIX」が革新的なポータブルペレットストーブ『COZZY』を発表しました。この新製品は、自動供給システムを初めて搭載した、今までにない携帯性を備えたストーブです。
FIREGRAPHIXの挑戦
株式会社寿産業が展開するFIREGRAPHIXは、2019年に薪ストーブブランドとしての歩みを開始しました。これまで家庭用やアウトドアシーンで活躍する様々なモデルを世に送り出してきた同ブランドが、今回新たに世に送り出す『COZZY』は、先行予約が2026年1月中旬から開始予定、一般発売は来春とされています。特に冬季キャンプにおいての「就寝時の寒さ」を解消することを目的に開発されたこのストーブは、キャンプの温かさを確保する新たなアイテムとなるでしょう。
COZZYの特長
『COZZY』の最大の魅力は、自動供給システムです。一般的なペレットストーブは家庭の100V電源が必要でしたが、『COZZY』は特許取得済みの軽量なローターを使い、モバイルバッテリーで動作可能です。このため、電源が確保できないアウトドアでもストレスなく使用できます。さらに、内部構造において空気を供給するメカニズムを採用し、電動ファンが不要となることで高い携帯性を実現しました。そのため、冬季キャンプでの利用が格段に楽になります。
安全性と多機能性
『COZZY』はペレットだけでなく薪とのハイブリッド運用も可能です。日中は薪で焚き火を楽しみ、夜はペレットを使って自動供給し続けることができます。また、ペレット供給部分には温度センサーを搭載しており、安全性の高い運転を実現しています。もし設定した温度に達すれば、自動的に供給が停止する仕組みになっているため、安心して使用できます。
ユーザーの体験を尊重した開発
消費者の声やフィールドでの数多くのテストを経て開発された『COZZY』は、キャンプ好きのユーザーの期待に応える製品です。例えば、燃焼後のクリンカ対策として、ペレット供給スピードと空気の流れを調整可能な設計がされ、万が一のトラブルにも対応可能です。
仕様と価格
『COZZY』の本体は、W351mm x H514mm x D346mmのサイズで、重量は20kg。ペレット投入機が9kg、タンクが6kgのため、総重量は35kgとなっています。推奨価格は450,000円(税込)で、自然と良好な関係を築くための薪ストーブとして設計されました。
メディアと展示情報
『COZZY』は、2025年11月29日(土)発売予定の『GO OUT』1月号に掲載予定です。また、12月12日から14日まで開催される展示会「ふもとっぱら」でも実演される予定です。
この新しいストーブは、冬キャンプをもっと快適に、もっと楽しくしてくれるアイテムとして期待されています。今秋、この革新的な製品がキャンプを愛する人々にどのような体験をもたらすのか、ますます楽しみです。