玉乃光酒造の挑戦
2022-03-23 10:00:18
350年の歴史を持つ玉乃光酒造がオーガニック日本酒を発表!
350年の伝統と革新を融合させた玉乃光酒造
京都・伏見に位置する玉乃光酒造は、今年創業350年を迎えた老舗の酒造です。伝統を重んじつつも、21世紀における持続可能な社会の実現に向けた新たな挑戦を続けています。本記事では、玉乃光酒造が特に注力する「オーガニック日本酒」と新設された「酒粕レストラン」の魅力についてご紹介します。
オーガニック認証の取得
玉乃光酒造は、2022年2月22日に世界的なオーガニック認証機関であるエコサート・ジャパンから、オーガニック認証を取得しました。これは、日本酒の中でも特に厳格な基準を満たした「純米吟醸GREEN」に対するものであり、使用される米は全て有機農法で栽培された山田錦を使用しています。さらに、同酒造では酒粕に対しても有機JAS認証を取得し、その製造を開始する予定です。これにより、伝統的な酒造りだけでなく、現代のニーズに応えるべく、新しい挑戦を進めているのです。
酒粕レストラン「純米酒粕 玉乃光」のオープン
新たにオープンする「純米酒粕 玉乃光」は、2022年4月3日にグランドオープンします。この店舗は、酒造りの過程で生まれる酒粕を活用した料理を提供するレストランと、酒粕関連商品を扱うショップが一体となった施設です。オープン記念イベントでは、オーガニック認証授与式が行われ、来店者に特製の純米吟醸や酒粕フィナンシェが振る舞われる予定です。
酒粕の魅力と持続可能性
酒粕は米と米麹だけで作られる健康食品であり、その栄養価の高さから最近、再注目されています。無添加であり、昔ながらの発酵食品として多くのメリットを持つ酒粕は、持続可能な社会の実現にも寄与する食材です。玉乃光酒造は、この副産物の活用を通じてフードロスの削減にも貢献しています。
まとめ
玉乃光酒造が議論を呼んでいるのは、その歴史的背景に基づく革新性です。350年の伝統を尊重しながらも、未来の世代に向けた持続可能な製品を生み出す挑戦は、地域に住む人々や日本全体にとって恩恵があります。酒粕レストラン「純米酒粕 玉乃光」は、これからの食文化を象徴する場となるでしょう。
ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。京都の魅力が詰まったこの場所で、心温まる料理とともに新しい文化を体験できるはずです。
会社情報
- 会社名
-
玉乃光酒造株式会社
- 住所
- 京都府京都市伏見区東堺町545-2
- 電話番号
-
075-352-1673