チームチャンピオンズカップ2018 NAGANOが開催されました
2018年9月22日から23日、長野県茅野市の茅野市民館で「チームチャンピオンズカップ2018」が開催されました。この大会は、隔月刊『風景写真』と月刊『フォトコン』という2つの写真専門誌が共同で主催し、フォトマッチレギュレーションに基づく団体対抗風景写真競技です。
大会の歴史と進化
この競技は、2016年に岡谷市でプレ大会が行われ、2017年から本格的に茅野市での大会がスタートしました。今年が2回目の正式開催となっており、各チームともに前回の経験を活かし、戦略を練って挑んでいます。
ジャッジが増え、より精度の高い評価に
今大会では、審査ながらも緊張感のあるジャッジ席には、5人のジャッジが立ち会い、前回の3人からの増員が行われました。この改正により、より多角的で精度の高い作品評価が実現されました。参加チームは皆、フォトマッチに向けた準備を重ね、全体の作品レベルが前回以上に向上していました。
優勝チーム「南信」の強さ
大会の結果、安定したパフォーマンスを見せたのが「チーム南信」。キャプテンの大塚栄二氏を中心に、全メンバーが質の高い作品を揃え、早い段階からリードを保ち、準決勝までストレート勝ちを収めました。大会の全選手の中でも、特に冷静沈着な判断力を持つ大塚氏の采配が光り、最後まで観客を魅了する展開が続きました。
新星となったチームMK5
一方、準優勝に輝いたのは「チームMK5」。キャプテンの山本達哉氏が率いるこのチームは、これまであまりメディアに出てこなかったことから“ステルスチーム”とも呼ばれましたが、異名通りの素晴らしいパフォーマンスを見せました。特に2回選と準決勝はストレート勝ちという見事な結果で、強豪チームの中で印象を残しました。
伊勢市と続く交流
また、今回大会の後には2019年の「チームチャンピオンズカップ」も茅野市民館で行われることが発表され、今後の展開に期待が高まっています。次回はさらにレベルアップした作品が見られるでしょう。
大会の詳細
- - 日程: 2018年9月22日(土)〜23日(日)
- - 場所: 茅野市民館
- - 主催:
- 隔月刊『風景写真』
- 月刊『フォトコン』
- - 主管: フォトマッチ実行委員会
- - ジャッジ:
- 辰野清(写真家)
- 萩原史郎(写真家)
- 三村漢(アートディレクター)
- 石川薫(『風景写真』編集長)
- 藤森邦晃(『フォトコン』編集長)
大会は、330名の来場者で賑わい、多彩な風景写真を楽しむ一大イベントとなりました。公式サイトでは、次回大会の日程などの情報が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
公式サイトはこちら。