新しいせっけんの形
2025-08-22 14:31:44

木村石鹸が提案する新しい環境に優しいせっけんの形とは?

木村石鹸が提案する新しい環境に優しいせっけんの形とは?



大正13年に創業した老舗の石鹸メーカー、木村石鹸工業株式会社が、2025年の大阪・関西万博に出展することが決まりました。まさに新たな試みを象徴する「使い切るせっけん」というテーマのもと、東京オリンピックを経て、これからの地球に優しい日用品の姿を提案します。

万博への出展について



木村石鹸は、大阪ヘルスケアパビリオンで行われる「リボーンチャレンジ」という地域プロジェクトに参加します。このプロジェクトは、八尾市の企業が集まり、環境問題に対する取り組みを発信する場となります。木村石鹸はこのプロジェクトを通じて、環境負荷を減らす製品の開発に積極的に取り組んでいます。

環境への取り組み



長年にわたって化粧品や洗浄剤の製造に携わってきた木村石鹸は、SDGsに基づく「未来の住人プロジェクト」を展開しており、プラスチックのリサイクル実験やB Corp認証の取得を進めています。

石鹸メーカーとして、様々な形でプラスチックを使用する必要があるものの、使用頻度を減らす工夫として「使い切る」という新たな発想を打ち出しました。万博では、具体的に以下の2つのモックアップを展示します。

外身の提案 - Sopeware



“脱プラ”の流れの中、せっけんそのもので容器を置き換えるという発想から生まれた「Sopeware」。この製品は、使用した後もせっけんとして使えるため、廃棄物を減少させることが可能です。

中身の提案 - 4th Soap



さらに、固形や液体、粉末の枠を超えた「第4のせっけん」を提案。これは、1個が1回分という形状で、個包装やボトルも必要なく、旅先やホテルでの使用が非常に便利です。この革新的な方法を通じて、無駄を減らすことが期待されます。

地域の共創から生まれた挑戦



「リボーンチャレンジ」は、八尾市内の様々な企業が協力し、各々の技術を結集させた結果生まれたプロジェクトです。地域連携のもとで、環境への影響を考えたものづくりを推進していきます。

未来の選択肢を提示



万博では、木村石鹸が提案する「使い切る」新しい日用品の在り方を皆さんに紹介し、心地よい暮らしの選択肢を広げることを目指しています。

昔ながらの手法である釜焚き製法を守りながら、現代の課題にも取り組む木村石鹸。長年の経験と技術で、持続可能な未来を共に創造していきたいと考えています。

ぜひ、大阪・関西万博に訪れた際は、木村石鹸のブースに足を運んで、新しい生活スタイルへのヒントを得てみてください。


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会社情報

会社名
木村石鹸工業株式会社
住所
大阪府八尾市北亀井町2-1-30
電話番号
072-994-7333

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