生成AIを活用した経営診断サービス『EIYA』の特徴と期待される効果

経営診断AI『EIYA』の全貌

2024年9月17日、日本初となる生成AIを基にした経営診断サービス『EIYA（エイヤ）』が正式にリリースされました。このサービスは、経営者や管理職がいつでもどこでも手軽に利用できる診断ツールとして開発されています。シンプルな設問への回答を通じて、AIは国内482業種の市場データをもとに現在の経営状況を可視化し、潜在的な問題点を洗い出します。

開発の背景

本サービスの開発を手がけたのは、10年以上にわたり中堅中小企業の経営をサポートした経験を持つwhyme株式会社の代表です。彼はこれまで多くの経営者から「もっと早く相談していれば、効果的な改善が可能だったのに」といった声を聞いてきました。この経験から、遅れを取らないために経営診断が必要だと感じ、このサービスを立ち上げました。

さらに、中小機構の調査によると、61.4%の経営者が「経営課題を相談したい」と感じている一方で、53.2%は実際には相談したことがないとの結果が出ています。このギャップを埋め、特に高額なコンサルタント費用への不安を解消することを目指しています。

特徴と利点

『EIYA』は、専門知識が全く不要で、誰でも手軽に経営診断が可能です。たった10分の質問に答えるだけで、AIが会社の状態を5段階で評価し、潜在的な問題を明らかにします。さらに、国内482業種の市場情報に基づいて、将来に向けた具体的な戦略を提案する機能も備えています。

フリーベースの利用

基本使用料が無料であり、詳細な結果はわずか1,000円で得ることができます。このため、多くの経営者や管理職に気軽に利用してもらえることを目指しました。

実績と期待

『EIYA』は、三井物産様のインキュベーションプログラム「Moon Boost」にも採択され、同社からの多くの協力を得ています。また、2024年7月23・24日に東京ビッグサイトで開催されたバックオフィスDXPO2024では、約100名の方々が来場し、好意的な反応を得ることができました。さらには、2024年10月発行の『日経トレンディ』にて紹介予定です。

会社情報

whyme株式会社は、2023年に設立され、企業の経営スピードを10倍にするというミッションを持っています。主な提供サービスには、Deep-Dive ConsultingやRe-BOOTがあります。具体的には、組織の潜在能力を引き出し、持続的成長を実現するためのコンサルタントサービスを行っています。