地域ともいきラボが第4回の実践報告会を実施
地域社会の問題解決を目指すプラットフォーム「地域ともいきラボ」。この団体が主催する「つながる実践報告会」の第4回が2025年10月22日(水)に行われます。テーマは「住民と行政の『分断』を超えて〜協働と共感の地域マネジメント〜」。多くの地域が抱える問題を掘り下げ、参加者同士の活発なディスカッションを通じて解決策を模索する貴重な機会となります。
開催概要
今回の報告会では、京都市左京区に位置する養正学区におけるまちづくり活動に取り組む筒井紘平氏が講師として参加します。筒井氏は既存の地域組織における課題解決に注力し、特に地域での「分断」をテーマにしています。最近の部落問題などが例として挙げられるこの問題に、どのような具体的な対策が必要かを探ります。
専門家による洞察
筒井氏は市営住宅の住民と外部参加者との分断、商店街の街灯問題なども取り上げ、行政サービスだけに頼らない住民同士の共感生成の重要性を語ります。これにより、参加者は実践的な知識を得られるでしょう。
イベントの目的
「つながる実践報告会」は、地域の課題に対処するための具体的な取り組みを学ぶ斬新な試みとして位置づけられています。参加者はただ情報を受け取るだけでなく、他の参加者とディスカッションを重ねることで、自らの理解を深め、新たな協働の可能性を見いだすことができます。
プラットフォーム「地域ともいきラボ」
「地域ともいきラボ」は、京都地域における社会課題の解決を目指し、様々なステークホルダーが連携できる場を提供しています。地域共生社会を築くことを目的に設立されたこのプラットフォームは、地域の自治力向上を図る重要な役割を果たすと期待されています。
参加情報
報告会はハイブリッド形式で、京都のひと・まち交流館第1会議室にて直接参加が可能です。また、Zoomを通じたオンライン参加も充実しています。参加は無料で、会場は24名、オンラインは50名までの定員となっています。興味のある方は、以下のリンクから申し込みが可能です。
申し込みリンク
この機会に、地域の問題に対する理解を深め、みんなで解決に向けた一歩を踏み出しましょう。皆様のご参加をお待ちしております。
講師プロフィール
講師の筒井紘平氏は、大阪市立大学大学院都市経営研究科を修了し、2015年より部落解放運動に従事しています。京都市左京区で住民相互のまちづくり活動を進めており、2026年を目指して正式な「まちづくり協議会」の設立を準備中です。