雅楽公演 in 高槻
2024-06-28 15:33:11

重要無形文化財「宮内庁式部職楽部」が奏でる雅楽の世界!16年ぶりの関西公演が、高槻で実現!

16年ぶりの関西公演!宮内庁式部職楽部の雅楽が、高槻に響き渡る!



国の重要無形文化財であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている宮内庁式部職楽部。その伝統的な雅楽の演奏を、16年ぶりに関西で楽しむことができる貴重な機会が、高槻市に到来します。

舞台となるのは、高槻城公園芸術文化劇場。同劇場のオープンを記念し、9月28日(土曜日)に開催される本公演は、管絃、舞楽、朗詠など、雅楽のさまざまなジャンルを網羅した、贅沢なプログラムとなっています。

高槻と雅楽の深い繋がり



今回の公演は、高槻市と宮内庁式部職楽部との特別な縁から実現しました。高槻市域東部の淀川河川敷に広がる「鵜殿のヨシ原」で育つヨシは、大形で太く弾力性に優れており、雅楽の管楽器である篳篥(ひちりき)の蘆舌(ろぜつ・吹口部分)に最適とされ、長年宮内庁に納められてきました。この地域で育ったヨシが、宮内庁式部職楽部の雅楽を奏でる楽器の一部として使用されているという事実が、今回の公演をさらに特別な意味を持つものとしています。

多彩なプログラムで雅楽の世界を堪能



公演では、雅楽のスタンダードなプログラムに加え、朗詠というジャンルも加わります。朗詠は、漢詩を雅楽器の伴奏で歌う声楽です。また、舞楽では、左方の「賀殿」と右方の「還城楽」「仁和楽」の3演目を披露します。ゆったりとした「賀殿」、躍動感あふれる「還城楽」と「仁和楽」と、異なる魅力を持つ舞楽を、一度に鑑賞することができます。

さらに、本公演では、舞楽「賀殿」が披露されます。「賀殿」は、その名称から新築祝いに演奏されることが多く、オープンしたばかりの高槻城公園芸術文化劇場にふさわしい演目と言えます。

雅楽をもっと深く知ろう!ワークショップ&プレ講座も開催



公演に先立ち、雅楽協会による子ども向けの雅楽ワークショップや、元宮内庁楽部首席楽長の豊英秋さんによるプレ講座も開催されます。ワークショップでは、楽器体験やミニ鑑賞を通して、雅楽の世界に触れることができます。プレ講座では、豊英秋さんから、雅楽の魅力や歴史について、興味深いお話が聞けるでしょう。

雅楽の世界に触れる絶好の機会を逃さないで!



宮内庁式部職楽部の雅楽を、16年ぶりに関西で鑑賞できる貴重な機会です。高槻市で育ったヨシと雅楽との繋がりを感じながら、伝統文化である雅楽の世界を堪能しましょう。


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