Cuebusの持続可能な物流
2024-02-13 09:30:01
次世代物流を目指すCuebus株式会社がシリーズB資金調達を実施
次世代物流を実現するCuebus株式会社
リニアモータを駆使した世界初の都市型立体ロボット倉庫システム「CUEBUS」を展開するCuebus株式会社が、三菱倉庫グループなど3社を引受先として第三者割当増資を実施し、シリーズB資金調達を行うことを発表しました。この資金調達は、物流業界の革新を目指す同社の重要なステップとなります。
資金調達の背景と目的
Cuebus株式会社は、資金調達に伴い、三菱倉庫株式会社との業務提携も締結しました。これにより、三菱倉庫グループが持つ物流ノウハウや資産をフル活用し、次世代物流倉庫の構築や業界の課題解決に向けた事業開発を進めます。また、トヨタ紡織株式会社との協力により、100年に一度の大変革期を迎えている物流現場での最適化を図ることを目指しています。
CUEBUSの技術力
CUEBUSは、独自のリニアモータ技術を用いたロボット倉庫システムで、特に都市部の限られたスペースでもフレキシブルな設置が実現できる点が特長です。ユニット構造形式により、縦横に拡張が可能で、さまざまなニーズに迅速に対応します。
このシステムは、必要な最小規模からの導入が可能なため、中小企業でも容易に設置できる利便性を提供し、自社倉庫を持たなかった企業にとっても大きな価値を生み出します。これにより、物流倉庫の生産性向上だけでなく、業界が直面する人手不足といった課題の解決にも寄与します。
Cuebusの全体像
Cuebus株式会社は、2015年に設立され、東京都江東区を本社に構えています。代表の大久保勝広氏のもと、同社はCUEBUSを中心に、急成長するEC需要に応えるための次世代物流サービスを展開しています。また、業務アプリや倉庫管理システムを自社で開発・販売し、統合的な物流管理を提供しています。
社会的意義と未来の展望
Cuebusの進む先には、持続可能な社会の実現に向けた大きなビジョンがあります。三菱倉庫やトヨタ紡織との提携を通じて、ただの倉庫システム提供にとどまらず、物流業界全体の効率化やデジタル化を目指していく予定です。このような取り組みは、社会的価値を向上させるだけでなく、日本国内の物流業界全体の国際的競争力を高めることにも繋がるでしょう。
今後もCuebus株式会社には、革新的な発想と技術をもとに、我々の生活を豊かにする次世代物流システムの構築に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
-
Cuebus株式会社
- 住所
- 東京都江東区青海3-4-19青海流通センター
- 電話番号
-
03-6426-0420