高市総理がマレーシアでASEAN首脳会議に出席

高市総理がASEAN首脳会議に出席

令和7年10月26日、マレーシアのクアラルンプールにおいて、岸田外務大臣が高市総理が出席する日・ASEAN首脳会議が開催されました。この会議には、東南アジア諸国連合（ASEAN）の各国首脳が集まり、地域の安定や経済成長について議論を交わす重要な場となっています。

高市総理は、現地時間に合わせて到着し、まずマレーシアのアンワル・イブラヒム首相による出迎えを受けました。この賑やかな歓迎に応え、高市総理は各国首脳とともに記念写真を撮るなど、積極的な姿勢を見せました。

日・ASEAN首脳会議の目的

日・ASEAN首脳会議は、経済連携を強化することや、地域の安全保障を確保するための方策を協議する場として設けられています。特に、持続可能な経済成長や環境問題への対応が次第に重要視される中、高市総理は日本の立場を明確にし、他国と連携する姿勢を強調しました。

会議中、高市総理はASEAN各国との円滑な関係を強化し、さらに互恵的な経済協力を促進するほか、インフラ投資、人材の育成、環境問題への取り組みについても具体的な提案を行いました。これにより、日本とASEANの経済関係を一層深めることを目指しています。

AZEC首脳会合の開催

また、この合間に第3回アジア・ゼロエミッション共同体（AZEC）首脳会合が行われました。これは、アジア地域での環境保護と持続可能な成長を推進するための共同の取り組みを促進するための会合です。高市総理はこの会合においても、省エネルギー技術や再生可能エネルギーの導入支援について強調し、各国の協力が重要であると訴えました。

マレーシア首脳とのbilateral会談

この後、高市総理はアンワル首相とのbilateral会談を行いました。日本とマレーシアの友好関係を確認し、互いに持続可能な発展のための支援を強化することを確認しました。また、マレーシアが持つ豊富な資源を活かした新たな協力の可能性についても意見を交わしました。

続いて、高市総理は、オーストラリアのアルバニージー首相とも会談を行い、日豪関係の強化や、インフラ支援、環境保護に関する協力について話し合いました。このように、高市総理はASEAN地域を中心に、国際的な連携を推進するための重要な訪問を行いました。