公益財団法人日本自然保護協会は、2024年6月19日に開催された評議員会において、理事及び監事の改選を行い、新たな体制を迎えました。
新理事長には、東京農工大学名誉教授で、一般財団法人林業経済研究所所長の土屋俊幸氏が就任しました。土屋氏は、長年、森林生態学の研究に携わってきた第一人者であり、持続可能な森林管理や生物多様性保全に深い知識と経験を持っています。
また、代表理事専務理事には株式会社山と溪谷社の神谷有二氏が再任されました。神谷氏は、自然保護協会の活動を長年支えてきた人物であり、その経験と知識を活かして、協会をさらに発展させていくことが期待されます。
今回の改選で新たに理事となったのは、文教大学国際学部教授の海津ゆりえ氏です。海津氏は、環境教育や持続可能な開発目標(SDGs)に関する研究者であり、その専門性を活かして、自然保護協会の活動をより一層推進していくことが期待されます。
新体制のもと、日本自然保護協会は、これまで以上に積極的に自然保護活動に取り組んでいくことを表明しています。具体的には、気候変動対策、生物多様性保全、持続可能な社会づくりなど、様々な分野において活動を強化していく方針です。
土屋新理事長は、就任にあたって、「自然保護は、私たち人類の未来にとって不可欠です。日本自然保護協会は、これからも様々な活動を展開し、未来の世代に豊かな自然を継承していくために尽力していきます。」と力強く語りました。
日本自然保護協会は、今後も、自然保護の重要性を広く啓発し、多くの人々が自然と共存できる社会の実現を目指していきます。