KIMOTOダリア園が地域を彩る
三重県いなべ市にあるKIMOTOダリア園が、2026年9月28日から10月31日まで、約4,500㎡の広大な敷地を無料で開放することを発表しました。このダリア園は、製造業を営む株式会社きもとが地域の休耕地の活用と共有の場を作るために取り組んだものです。開園以来、同社は地域住民で構成される「ダリア会」と協力し、約120品種・2,500本のダリアを育ててきました。
開園の経緯と地域貢献
KIMOTOダリア園の設立には、いなべ市が抱える地域の課題が背景にあります。2008年に木本会長が地域の過疎化や休耕地の問題を把握したことから、地域活性化を目指す「KIMOTOファームプロジェクト」を開始。2011年には休耕地の保護と活用をテーマにしたプロジェクトがスタートし、2017年にはダリアの栽培に取り組むことが決定しました。そして2019年、満を持して「KIMOTOダリア園」が開園されたのです。
ダリア栽培の始まり
木本会長の友人が育てていたダリアの美しさに触発されて、三重での栽培を考えたことがこの取り組みの始まりでした。また、周辺地域では獣害が問題視されており、ダリアはその強さから栽培に適していると判断されました。美しい花との出会いと地域の課題が結びついた結果、KIMOTOのダリア栽培が実現したのです。
無料開放の意義
このダリア園が無料で開かれている理由は、多くの人々に気軽に訪れてもらい、地域の交流を促進したいからです。散歩の合間に立ち寄ったり、家族や友人と一緒に花を楽しんだりすることで、人々の心に温かさや活気をもたらしていると考えています。KIMOTOは、このダリア園を地域の人々が訪れやすい開かれた場所として成長させることを目指しています。
地域住民との共同作業
KIMOTOダリア園では、約2,500本のダリアの手入れが行われており、地域住民からなる「ダリア会」の46人が参加しています。彼らは、植え付けや水やり、収穫などの作業を分担し、様々な場面で励まし合いながらダリアの成長を見守っています。このように、地域と密接に連携し合いながらダリア園は育まれています。
課題に向かう姿勢
栽培は毎年同じ条件下で行われるわけではなく、様々な困難が伴います。近年は生育に苦戦しており、特定エリアでの生育状況にばらつきが見られます。そのため、KIMOTOでは毎年の栽培方法を見直し、効果的な対策を講じています。日々の観察や管理が、より美しい花を咲かせるための重要な要素となっています。
2026年の新たな挑戦
2026年には、新しい見どころとして大輪や中大輪ダリアの栽培に挑戦することを計画しています。これにより、今までとは異なるサイズ感の花々が観賞できるようになります。特に、「福わ内」や「春慶」といった品種も加わる予定で、多様な風景が広がることでしょう。
参加者の声と心のつながり
毎年、ダリア園を訪れる方々から交わされる温かい言葉は、園を支える大きな励みとなっています。来園者との交流や地域の方々とのつながりが、ダリア園の魅力をさらに引き立てる要素となっています。
楽しみ方とアクセス
KIMOTOダリア園には見晴台やフォトスポットもあり、訪れる人々はそれぞれの楽しみ方で時間を過ごすことができます。車いすやペット同伴にも配慮した通路の整備も進めています。開花のピークは10月中旬から下旬にかけてとなる見込みで、公式Instagramでは随時開花状況をお知らせしています。
まとめ
KIMOTOダリア園は、地域の方々と共に育む場所としての役割を果たしています。自然豊かな中で、一輪ずつのダリアの美しさを見つけてみてください。皆さまのご来園を心よりお待ちしております。
KIMOTOダリア園 開園概要
- - 開園期間: 2026年9月28日(月)〜10月31日(土)
- - 開園時間: 9:00〜16:00(土日含む)
- - 入園料: 無料
- - アクセス: 三重県いなべ市北勢町京ヶ野新田450
- - 駐車場: KIMOTO三重工場 第三工場西側駐車場
- - 後援: 三重県いなべ市
ダリアの魅力を体感しに、ぜひお越しください!