六甲高山植物園に現れたアサギマダラ
秋の訪れを告げる蝶、「アサギマダラ」が六甲高山植物園に飛来しました。この六甲山を見守る植物園では、毎年この時期にアサギマダラの姿を見ることができる貴重な機会です。
アサギマダラの特徴
アサギマダラは、日本に生息する中で唯一の渡り蝶として知られています。体長は約40~60mmで、翅の美しい薄水色が特徴です。「アサギ」という名前は、彼らの翅が浅葱色に見えることから名付けられたと言われています。さらに、雌にはない特有の性標が雄の後翅に存在し、こちらで性別を見分けることができます。
この蝶は、特に秋の七草の一つであるフジバカマの蜜を求めて飛び回ります。直線距離で1,500kmもの距離を移動する記録もあり、渡り蝶としてのその大胆さと美しさに惹かれる訪問者が後を絶ちません。多くの方がその姿をカメラに収め、楽しいひとときを過ごしています。
フジバカマとの関わり
フジバカマ(キク科)は、古くから日本人に親しまれる植物で「藤袴」とも称されています。この植物は戦後の開発により生育地が減少し、現在は絶滅の危機に瀕しているため、大切に保護されています。六甲高山植物園では、約40年前に捕採された株からの増殖に成功し、貴重なフジバカマを展示しています。アサギマダラと共に、この美しい植物の姿もぜひ楽しんでいただきたいです。
文化の秋キャンペーン
六甲高山植物園では、文化の秋に合わせ、地域の子どもたちに文化や自然を学ぶ機会を提供するため、「月曜こども無料キャンペーン」を実施しています。指定日の月曜日には小学3年生以下の入園料が無料となり、多くの家族連れが訪れています。
キャンペーンは下記の日程で行われています。
- - 2026年9月7日(月)
- - 2026年9月14日(月)
- - 2026年9月28日(月)
- - 2026年10月5日(月)
- - 2026年10月19日(月)
- - 2026年10月26日(月)
- - 2026年11月2日(月)
- - 2026年11月9日(月)
- - 2026年11月16日(月)
対象は小学3年生以下のお子さまですが、両施設の単館入場券または共通券が必要です。事前にご確認の上、訪問してください、既に購入済みの入場券の払い戻しはできませんのでご注意ください。
営業情報
開園は現在から11月29日(日)までで、通常営業を行なっています。開園時間は10:00から17:00まで(16:30にチケット販売終了)となっており、大人900円、小人450円の入園料が設定されています。また、駐車料金は通常時1,000円、繁忙日は2,000円と異なりますので、計画的な訪問をお勧めします。
アサギマダラの飛来と共に、素晴らしい自然を体験できるこの機会をぜひお見逃しなく!