東京経済大学のSDGsシンポジウム
東京経済大学は、2025年12月4日(木)に「外国ルーツの子どもたちと地域の未来~地域で広げる支援の輪~」というテーマでSDGsシンポジウムを開催します。このシンポジウムでは、日本に住む外国にルーツを持つ子どもたちの教育に関する問題提起や地域社会における支援の方法について、参加者が共に考える場を提供します。
大切なテーマ
近年、多様なバックグラウンドを持つ子どもたちが日本の学校に通うようになっています。彼らが日本語などの学力を付き、自ら望む進路に進むことは、ただの個人の問題ではありません。これに対する支援は、その子ども自身だけでなく、地域や社会全体にとっても非常に重要な意味を持つのです。こうした支援を可能にするためには、地域の理解と協力が欠かせません。
シンポジウムの目的
シンポジウムの目的は、国分寺地域での学習支援に関わるボランティア活動や、海外ルーツを持つ大学生との交流を通じて、現状の理解を深め、地域としての関わり方を参加者全員で考えることにあります。
特に、ボランティアの方々からの実体験や、地域での取り組み状況を聞くことで、具体的な支援の形や必要なリソースを見つめ直す良い機会となるでしょう。
シンポジウム概要
- - 開催日時: 2025年12月4日(木)16:30~18:00
- - 会場: 東京経済大学国分寺キャンパス6号館3階F303教室
- - 参加費: 無料
- - 定員: 先着40名(事前申込制)
- - 申込方法: 東京経済大学の公式サイトから申し込み
- - 申込締切: 12月2日(火)
- - 主催: 東京経済大学SDGs推進委員会
- - 後援: 国分寺市国際協会
シンポジウムの内容
第1部「外国ルーツの子どもたちが直面する課題とは」
このセッションでは、海外ルーツの子どもたちが直面している課題について考察されます。話し手には、地域の国際協会に所属するボランティアの方々が参加し、実際にどのような支援が行われているのか、またその成果についての意見を共有します。
第2部「地域社会で子どもたちを支えるためには」
続くこのセッションでは、参加者が地域としてどのように関与し、子どもたちの課題に向き合えばよいかを議論します。そこにおける意見交換や新たなアイデアが、地域全体の支え合いにつながることが期待されています。
このシンポジウムは、地域社会が互いに理解し合うための貴重な機会です。入場は無料であり、誰でも参加が可能ですので、多くの方々にお越しいただきたいと思います。現在の日本社会における多文化共生の重要性を再認識する場として、皆様の参加をお待ちしています。