学生フォーミュラ日本大会2025、愛知での熱戦がまもなくスタート！

学生フォーミュラ日本大会2025が愛知県で開催

2025年9月8日から13日まで、愛知県常滑市にあるAichi Sky Expoにて、公益社団法人自動車技術会が主催する「学生フォーミュラ日本大会2025」が迫っています。この大会には、国内外から99チームがエントリーし、厳格な選考を経た90チームが参加する予定です。出場チームは、ガソリン車部門の62チームと電気自動車部門の28チームで構成されています。

学生フォーミュラの意義

学生フォーミュラは単なる競技の枠を超えた教育プログラムです。参加学生は、車両の企画、設計、製作はもちろん、プレゼンテーションやコスト管理についても学びます。また、安全性や走行性能に加え、チームワークやリーダーシップなども評価され、未来のエンジニア育成に貢献しています。これは、国際的にも認知されている取り組みであり、SDGsの目標とも連携しています。

特に、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」や9「産業と技術革新の基盤をつくろう」といった目標に寄与する活動として位置付けられています。

鳥取大学の挑戦

注目すべきは、合同会社かみやま足腰整骨院が支援している鳥取大学フォーミュラプロジェクトです。同院が提供した資金により、学生たちは自ら設計し製作したフォーミュラスタイルの小型レーシングカーを制作しています。このプロジェクトは、地域社会や産業界からも高い関心を集めており、SDGsに基づいた「ものづくりを通じた人材育成」への支援として評価されています。