カミナシの戦略
2025-01-06 09:50:57

急速に変化する労働環境と株式会社カミナシの新戦略

急速に変化する労働環境と株式会社カミナシの新戦略



2025年の幕開けにあたり、株式会社カミナシの諸岡裕人CEOより、新年の挨拶と共に昨年を振り返る重要なメッセージが発信されました。2024年は、多くの地政学的な緊張や自然災害が発生した年でしたが、それだけでなく、労働市場にも深刻な影響を及ぼしました。日本では2040年までに約1,100万人もの労働力が不足すると予測されており、この現実の影響が色濃く感じられる一年となったのです。

2024年には、宿泊・飲食業、建設業、対個人サービスでは特に人手不足が顕著であり、人材確保の必要性が多くの企業にとって重要な課題となりました。これに応じて、2024年6月には「育成就労制度」の設立が決まり、外国人技能実習生の制度改正が進められました。また、スキマバイトという新たな働き方が一般的になり、多様な労働力が市場に登場したことも特筆すべき点です。

人材確保の新たな選択肢



このような状況下で、株式会社カミナシは新たな解決策を打ち出しています。国籍や言語の壁を超えた労働力の確保は、企業にとって一つの選択肢となっていますが、同時にコミュニケーションの問題や業務の即応性が新たな課題として浮上してきています。このため、企業はこれら多様な人材をどのように戦力化するかが求められているのです。
また、カミナシでは全社員で3,100回の顧客訪問を行い、現場の基盤として「作業方法」「人」「設備」を意識した「まるごと現場DX構想」が立案されました。この構想に基づき、2024年8月には外国人材との円滑なコミュニケーションを支援する新製品『カミナシ 従業員』の提供が開始されました。

DX推進による働き方の変革



カミナシは、その理念を実現するために、今後も従業員教育や研修管理、工場機械の保全管理などを支援する新製品の展開を予定しています。こうした取り組みにより、多様な人材がより活躍できる現場環境を創出することを使命として捉えています。

2025年においても引き続き「まるごと現場DX構想」を推進し、2030年のビジョンである「ノンデスクワーカーが挑戦し、報われる世界の創造」を実現すべく、事業を継続的に成長させていく所存です。

株式会社カミナシは、東京都千代田区に本社を構え、現場DXプラットフォーム『カミナシ』シリーズの開発と提供を行っています。昨年末からの変化は、今後の労働市場に対する重要な課題を浮き彫りにしましたが、カミナシはこの変革を前向きに捉え、新たな未来を切り開く鍵を提供する企業として期待されています。

現場での変革を求められる中で、カミナシがどのように少子高齢化の波を乗り越え、それを機会に変えていくのか、今後の展開に目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社カミナシ
住所
東京都千代田区神田鍛冶町3-7神田カドウチビル3F
電話番号
03-6206-0374

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