介護人材不足に立ち向かう新会社設立の合意について

介護事業を支える力強い新たな一手

日本PMIパートナーズ株式会社とユアブライト株式会社が、背後にある介護人材不足問題に立ち向かうため、2024年10月8日付で外国人介護人材紹介事業を目的とした新会社、株式会社YBケアスタッフを設立することに合意しました。この新会社は、両社の強みを生かし、介護業界が抱える人材不足の解決に取り組むことを目指しています。

新会社設立の意義

日本PMIパートナーズは、地域医療活性化ヘルスケアファンドを運営し、ヘルスケア分野に特化した投資を行っています。一方、ユアブライトは、外国人介護人材の紹介において多くの実績を持ち、特定技能外国人の登録支援機関としても活動しています。これらの背景をもとに、新会社は介護現場のニーズに応じた人材の紹介と、その後のサポートを行います。

日本の介護業界が直面する課題

国内では、少子高齢化の影響を受け、介護業界は深刻な人材不足に直面しています。現在、約2.8万人の特定技能外国人が介護現場で活躍しており、その数は今後も増加すると予測されています。特に訪問系サービスへの外国人材の需要が急増しており、介護事業者には外国人人材の活用が求められています。

YBケアスタッフが提供するサービス

YBケアスタッフは、ユアブライト社が蓄積した豊富なデータベースを活用し、介護事業者に適した人材を推薦します。採用後も受入れ企業と外国人人材の継続的な支援を行い、安心して働ける環境を提供します。こうした取り組みにより、介護事業者のニーズをしっかりと支え、持続可能な発展を目指していく方針です。

代表のコメント

日本PMIパートナーズの代表取締役社長、濵田仁氏は、新会社設立合意に関し「人材不足という課題に向き合うことができることを嬉しく思います。ヘルスケア業界の未来を見据え、介護に特化した専門家集団としてYBケアスタッフの発展を支え、業界の持続可能な発展に貢献します」と述べています。

会社情報と今後の展望

日本PMIパートナーズ株式会社は、医療介護分野での専門知識を持った投資プロフェッショナルから構成されている特化型プライベートエクイティファンド運営会社です。事業の再編・統合に重要なPMIに注力し、国内のヘルスケア企業の発展を目指しています。

地域医療活性化ヘルスケアファンドを通じて、医療・介護業界のDX推進を目指しており、今後も多くの企業との連携を強化し、支援を行っていく計画です。

この新会社は、介護業界の持続可能な未来を形作るための重要なステップとなることでしょう。

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