新国立劇場でのオペラ歴史レクチャー開催
新国立劇場は、今年度特に注目されるイベントとして、「教えて、ブルーアイランド先生!新国立劇場で学ぶオペラの歴史」を開催することを発表しました。このレクチャーシリーズは2024年10月から2025年3月までの全6回にわたり、オペラの奥深い世界を知るための貴重な機会となっています。
イベントの内容
講師として登場するのは、青島広志氏。このイタリア語に堪能で業界内でも高い評価を得ている彼が、オペラの歴史をバロックから近代、現代へと6つの時代に分けて解説します。その際、青島氏ならではのユーモア溢れるトークと素晴らしいピアノ演奏、さらにはゲスト歌手による演奏も予定されており、参加者はオペラの魅力に触れ合うことができます。
対象者と参加方法
このオペラレクチャーは、オペラ鑑賞初心者から愛好家まで、どなたでも楽しめる内容です。毎回のレクチャーは午前11時から12時30分までの予定で開催され、午前10時30分に開場します。各回の入場料は1,000円(税込)、全席自由席の定員制となっています。
チケットは2024年8月5日(月)10:00から、公式ウェブサイトやセブン・イレブンの端末を通じて販売されます。全6回のチケットは同時に発売されるため、今からスケジュールをチェックし、興味のある回を見逃さないようにしましょう。
開催情報
以下が各回の詳細です:
- - 2024年10月20日(日): バロック – モンテヴェルディ『ポッペアの戴冠』
- - 2024年11月17日(日): 古典派 – モーツァルト『魔笛』
- - 2024年12月1日(日): ロマン派 – ヴェルディ『椿姫』
- - 2025年1月26日(日): ロマン派 – ビゼー『カルメン』
- - 2025年3月2日(日): ロマン派 – プッチーニ『ラ・ボエーム』
- - 2025年3月23日(日): 現代 – 青島広志『黄金の国』
特に青島広志氏のオペラ『黄金の国』は、非常に興味深い内容が期待されていることから、多くのオペラファンが集まることでしょう。
新国立劇場の役割
新国立劇場は、1997年に設立された日本唯一の国立劇場です。オペラ、バレエ、演劇を共同で行うこの劇場は、年間約250回の公演を実施し、歌劇上演の質を日々向上させています。芸術監督には国際的なキャリアを持つ大野和士氏が就任しており、次世代アーティストの育成にも力を入れています。
東京都内の渋谷区に位置し、アクセスも優れたこの劇場で、オペラの深い世界を学び、音楽への理解を深めるチャンスをぜひお見逃しなく。
より詳細な情報や問い合わせ先は、新国立劇場の公式ウェブサイトをご覧ください。