日本プライベートエクイティが支援するM-Capital、アイル社の経営承継を実現

M-Capitalが実現したアイル社の事業承継

日本プライベートエクイティ株式会社（以下、JPE）が支援するトラディショナル型サーチファンド、M-Capitalは、埼玉県入間市に本社を置く株式会社アイルから株式を譲り受け、経営を承継することになりました。これにより、アイル社は新たな成長段階へと進むことになります。この承継は、2022年7月からの予定通りの進行として実現しました。

トラディショナル型サーチファンドの意義

M-Capitalの代表を務める志村光哉氏は、サーチファンドの設立を通じて、国内の優良な中小企業の株式を取得し、経営者としてその発展に寄与することを目指しています。この活動は、約3,000社の中から選ばれたアイル社に対し、志村氏が企業の成長を見据えた事業承継を行うことになりました。

アイル社の新しい道

アイル社は、2004年に設立され、発泡スチロール製品の加工を手がける中小企業です。従業員は13名で、業績は良好ですが、さらなる成長を目指して経営の原動力を探していました。志村氏とオーナー経営者との意見が一致し、M-Capitalによる事業承継が実現しました。これにより、アイル社は新たなビジネスチャンスを得ることができるでしょう。

JPEの支援と今後の展開

日本プライベートエクイティは、M-Capitalの設立以来、その活動を応援してきました。JPEがM-Capitalに出資したのは、トラディショナル型サーチファンドへの出資としては日本初の試みでした。これからは、アイル社の一株主として、長期的な成長を共に目指し、また他のサーチファンドのモデルケースともなりうる事例を作り出すことが期待されます。