EXIT・兼近大樹と元アイドルが語る学校公認アイドルの現実とは

学校公認アイドルの新たな可能性と課題

最近の日本の学校では、高校のアイドル部や専門コースが急増し、新しい形のアイドル活動が注目を集めています。そんな中、EXITの兼近大樹がMCを務める『ABEMA Prime』では、元アイドルの柴田阿弥と山崎怜奈が学校公認アイドルについて真剣な議論を交わしました。

学校公認アイドルとは？

アイドル部は、学生が自らアイドル活動を行うための公認されたクラブ。音楽やダンスを通じて得られる経験やスキル、そして仲間との絆は一見魅力的ですが、同時にリスクも伴います。兼近大樹は、「軽音や吹奏楽部と似たような活動」とその意義を説明しつつも、「実際には、アイドルを志す多くの学生がプロになれるわけではない」と冷静に語りました。

リスクと安全配慮

柴田阿弥は、自身の経験を元にアイドル部の活動には安全対策が不可欠であると指摘。ダンス部の派生としてアイドル部は存在するかもしれないが、他の部活以上に「安全配慮とガバナンスが求められる」という意見を述べました。特に、アイドル活動には容姿に関する誹謗中傷やプライバシーに関するリスクが伴うため、学校が適切なサポートを行うことが必要不可欠です。

元SKE48の経験を持つ柴田は、自身が活動していた頃と比べて、今の時代には誹謗中傷に対する意識が高まっていると語る一方、自身が直面した辛い経験や、多くの仲間が辞めざるを得なかった理由も明かしました。

山崎怜奈もまた、自身が学業とアイドル活動を両立していたころの危険性を強調しました。彼女は、「情報が漏れることによってストーカー被害が増える可能性がある」と警鐘を鳴らしました。このように、アイドル活動には多くの見えないリスクが存在し、それに対する対策が求められるという現実が浮き彫りになりました。

判断期間としての高校生活

兼近は最後に、「アイドルをやりたいと思ったときに軽く挑戦できる場が必要」と述べ、高校の3年間を判断期間と捉える提案をしました。そこで自分の才能や向いている方向性を見極めることが、子供たちにとって重要だと強調。加えて、地下アイドルの危険性についても触れ、「より安全に学びながら判断できる場があってこそ、アイドル活動の未来が広がる」と締めくくりました。

このように、『ABEMA Prime』での議論は、今後の学校公認アイドルのあり方や、どのようにして安全に活動を行うべきかについて改めて考える契機となることでしょう。番組は丁寧にリスクと要素を考慮し、未来のアイドル活動の健全性を模索しています。見逃した方は、無料で視聴できるため、ぜひチェックしてみてください。