メキキとSOUDANGの提携で中国の質屋が変わる！真贋判定AIの導入始まる

メキキとSOUDANG、質屋業界に革命をもたらすAI技術導入

2019年9月、株式会社メキキは、中国の質屋業界で急速に成長しているSOUDANG社との提携により、当社独自のブランド品真贋判定AI「mekiki AI」を6000店舗の質屋に向けて提供開始します。この提携は、新しい技術の活用によって中国の二次流通市場の健全な成長をサポートするものです。

メキキの技術とSOUDANGのリーダーシップ

中国全国に8000以上の店舗を構える質屋の中で、SOUDANG社は約6000店舗を有し、質屋向けのSaaS最大手として認知されています。このようなバックボーンを持ったSOUDANG社との協力によって、メキキの技術が中国市場で大きな影響を及ぼすことが期待されています。

メキキは、老舗質屋における鑑定技術と、国内B2Bオークションの豊富なデータを基に、AIを活用した鑑定士支援のシステムを開発。目利きの力を人工知能で強化し、正確なモノの価値判定を可能にします。

中国市場における戦略的役割

メキキのAIは、現在ルイヴィトン（LOUIS VUITTON）の真贋判定に特化した形で提供されますが、今後は日本のB2Bオークション市場の価格データをも取り入れ、対応ブランドの拡充も計画されています。この技術導入は、中国での鑑定士の育成や鑑定サポートの提供に寄与し、二次流通市場そのものを支えるものとなります。

健全な二次流通市場の成長へ

中国のブランド品二次流通市場は今後の爆発的な成長が見込まれています。メキキは、自社の持つAI技術を通じて、質屋業界に新たなスタンダードを提供し、中国国内での業界発展を促進していく所存です。

これに伴い、2019年7月には中国でのサポート体制を強化するための合弁会社設立も予定されています。また、日本国内のB2Bオークションとの連携も進め、より広範な市場構築を目指しています。

パートナーシップの意味

この戦略的なパートナーシップは、両社のビジョンを融合させ、中国の質屋業界の変革に大きく寄与するものです。技術を通じた新しい価値創造を目指し、鑑定士の活躍と購買者の安心を両立させた新しい質屋業界のスタンダードを確立することが目標です。

メキキの挑戦は、中国市場において新たな可能性を切り開くことで、質屋業界の未来を大きく変えていくことになるでしょう。今後の動向に注目です。