株式会社グッドパッチ(以下、グッドパッチ)と株式会社PeopleX(以下、PeopleX)は、新たに合弁会社『株式会社ピープルアンドデザイン』を設立しました。この新たな組織は、企業における人事戦略のパートナーとして、愛される組織づくりを目指しています。
設立の目的と背景
この合弁会社の設立には、労働市場の変化やビジネス環境の厳しさが影響しています。近年の労働人口の減少や働く人々の価値観の多様化は、企業が抱える組織課題を浮き彫りにしています。特に、採用プロセスやエンゲージメントの向上が求められる中、単なるロジックだけでは解決できない複雑な問題が存在します。この状況を受けて、グッドパッチとPeopleXは、デザインの力を活用して組織課題を解決し、企業の成長を促すことを目指しました。
企業の強みを融合
グッドパッチは、創業以来、UI/UXデザインの専門知識を活かしてさまざまなプロジェクトに取り組み、スタートアップから大企業まで多岐にわたるビジネスの課題を解決してきました。2018年からはデザイン人材のキャリア支援サービス『ReDesigner』を展開し、業界全体のデザイン力向上に貢献しています。
一方のPeopleXは、HRプラットフォームを展開し、企業の人事戦略を支える技術力を有しています。この2つの会社の強みを組み合わせることで、ピープルアンドデザインは、企業に対して採用前から退職後までの一貫した戦略設計を行い、それぞれのニーズに合ったプランを提供します。
事業の内容と特徴
ピープルアンドデザインのミッションは、『人と組織の信頼をデザインすること』です。顧客体験を起点にした戦略HRパートナーとして、企業の人と組織の関係を深め、愛される環境を作り上げることに重きを置いています。
提供されるサービスには、採用ブランディング、入社後のオンボーディング、エンゲージメント強化、マネジメントの向上など、多岐にわたる課題の解決が含まれます。また、企業内のコミュニケーションデザインや理念の策定支援においても、専門的な知見を生かした支援が行われます。
団体設立記念ウェビナー
ピープルアンドデザインの設立を記念して、グッドパッチのCEO土屋氏とPeopleXのCEO橘氏によるウェビナーが開催されます。計3回にわたるこのオンラインイベントでは、設立背景や労働市場におけるHR戦略、中途採用や体験設計の重要性について詳しく解説されます。
代表者のコメント
設立にあたり、土屋氏は『社員や人々の体験の重要性を伝え、組織とデザインを結びつけ新たな価値を創造したい』と語り、橘氏は『社会から愛される組織の創出に貢献したい』と意気込んでいます。
このように、ピープルアンドデザインは、企業の成長を支える新たなHRパートナーとして、その道を歩み始めました。今後の展開が期待されます。